犬が息を引き取る瞬間、どのような症状が見られる?苦しい思いをするのか?

ベッドで横になる犬 犬の火葬・葬儀
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犬が息を引き取る時を見極めて、看取りに立ち会うことはできる?

愛犬の健康状態を把握して、ささいな変化も見逃さなければ老犬の最期をある程度予測できます。その場合は看取りに立ち会い、送り出してあげられるケースもあるでしょう。しかし犬が息を引き取る瞬間は突然訪れるため、その場に立ち会える人はそう多くありません。この記事では愛犬とのお別れをこれから迎えようとしている人・すでにお別れして苦しい思いをしている人に向けて、どのように死と向き合えばよいのかもお話ししていきます。

犬は息を引き取る瞬間苦しい思いをする?

亡くなる原因によっては、息を引き取る瞬間に苦しい思いをするかもしれません。ただ苦しそうに見えても本人には意識がなく、実際には辛い思いをしていないケースもあります。また老衰の場合は眠るように息を引き取るため、苦しまないといわれています。

犬が息を引き取る瞬間、どのような状態になる?

犬を抱きしめる飼い主

老衰なのか、それとも何かしらの健康トラブルが原因なのかによって、犬が息を引き取る瞬間の状態は異なります。

老衰の場合は以下の状態が見られることが多いでしょう

①なでてもほとんど反応がなくなる

②いつもと違う呼吸をする

③痙攣(けいれん)する

④体温が極端に低下する

⑤水すらもほとんど飲まなくなる

⑥遠吠えする

病気が原因の場合は上記の状態以外にも、病気特有の状態が見られることが多いでしょう。

症状①:なでてもほとんど反応がなくなる

最も分かりやすい老犬の最期の症状は、反応が鈍くなることでしょう。特になでても反応がほとんどない場合は最期の時が近いかもしれません。

反応がなくとも意識はあるので、優しく声をかけてなでてあげてください。愛犬にこれまでの感謝を伝えるなど、後悔のないように接してあげましょう。

状態②:いつもと違う呼吸をする

老犬の息が荒くなるのは、寿命が近い時の症状です。他にも「いつもよりかなりゆっくり呼吸している」「速く浅い呼吸をしている(死戦期呼吸)」といった場合は、最期の瞬間が近づいているといえるでしょう。

特に死戦期呼吸(しせんきこきゅう)は、息を引き取る直前に見られる呼吸です。息をしているように見えますが、実は呼吸ができていません。あごが動いているにもかかわらず、胸が動いていない場合は死戦期呼吸です。

すぐに心肺蘇生が必要な状態ですが、やり方が分からない場合は動物病院へ連絡して獣医師の指示に従いましょう。

状態③:痙攣(けいれん)する

犬が亡くなる際に、臓器不全などの発作によってけいれんを起こすことがあります。特に体力が極端に低下している時に起こる発作は、最期の兆候といえます。

脳腫瘍・腎機能不全などが原因の場合は事前に食欲不振などの症状が見られることが多く、けいれんを起こし始めるとかなり危険な状態。すぐに処置が必要なので、急いで病院に連れていってあげてください。

状態④:体温が極端に低下する

犬は老化によって体温が下がりますが、下がり方が急な場合は最期の可能性が高いでしょう。

愛犬に触れると、足先から少しずつ冷たくなっていくのを感じるはずです。手で温めたり、毛布をかけてあげたりしましょう。

症状⑤:水すらもほとんど飲まなくなる

老犬になると運動量が減ったり筋肉量が減り代謝が落ちたりして、徐々に食欲が低下していくケースが多いでしょう。息を引き取る直前になると、食事だけでなく水もほとんど飲まなくなることもあります

窒息する危険性があるので、無理に食べさせたり飲ませたりするのは避けましょう。

症状⑥:遠吠えする

ペットを看取った飼い主さんの中には「愛犬が最期に遠吠えした」「一声鳴いた」と語る方もいます。

吠える明確な理由は分かっていません。もしかすると自分の死期を悟って、飼い主の方へ感謝の気持ちを伝えているのかもしれませんね。

ちなみに老犬になると無駄吠えや夜鳴きをすることがあります。理由は目が見えづらかったり耳が聞こえなくなったりすることによる不安だと言われています。また呼吸が苦しくて大きく息をする際に、声が一緒に出るというケースもあるでしょう。

犬が心臓病にかかっている場合は、亡くなる直前に呼吸困難になることがある

犬が心臓病を患っていると、呼吸困難になって息を引き取ってしまうことがあります。心臓の病気から肺を患うケースが多く、最終的に呼吸するのが難しくなってしまうからです

愛犬が心臓を患っている時は、心臓に負担をかける行為(激しい運動・興奮させる行動)を避け、肥満にならないように食事管理などを意識しましょう。

犬が息を引き取る瞬間や最期の日に立ち会えない人は大勢いる

犬を抱き上げる女性

犬が息を引き取る瞬間は突然訪れるため、最期の日に立ち会えない人も多くいます。特に最近は共働き世帯も増えており、愛犬の介護に付きっきりになれることはまれでしょう。

また病気によっては、闘病中と亡くなる直前の違いが分かりにくいものもあります(腎臓病など)。そのため「亡くなる瞬間に立ち会えなくても仕方がない」というケースも多いのです。

「犬が息を引き取る瞬間について知りたい」という方は、以下のような状況にあり、不安や苦しい思いを抱えていらっしゃるかもしれませんね。

  • 愛犬が寿命を迎えようとしている
  • 愛犬が息を引き取る瞬間に立ち会うことができなかった
  • 愛犬が息を引き取る瞬間に立ち会えたが、苦しそうにしていたことが忘れられない

それぞれの方に向けて、どのように愛犬と向き合うべきかをアドバイスしているので、1つの考え方として参考にしてみてください。

愛犬が寿命を迎えようとしている方へ

犬が息を引き取る理由は老衰や病気などさまざまですが、どんな理由であっても愛犬のためにできる限り時間を取ってあげましょう。体調が急変して愛犬の最期の様子に立ち会えなくなってしまう恐れがあるからです。

そして精一杯の介護をしてあげてください。たとえば床ずれしないようにこまめに体勢を変えてあげたり、歩くのが難しい場合はペットカートに乗せて日光浴をさせてあげたりするなど。愛犬のためになると思ったことは一度獣医師に相談し、許可が出たらしてあげてください。

最善の介護をして最期を看取ってあげることで、愛犬に対する後悔が1つ減ることになります。愛犬を亡くして辛くなる原因としては「後悔」が非常に多いのです。そして愛犬への後悔はペットロスを重症化させる原因の1つなので、少しでも後悔を減らせるよう1日1日を大切に過ごしましょう。

愛犬が息を引き取る瞬間に立ち会うことができなかった方へ

自分がいない間に愛犬が息を引き取ってしまった場合、以下のようなことが気になるかもしれません。

  • 愛犬の最期はどのようなものだったのか
  • 愛犬は最期に苦しまなかったのか

どのような理由で愛犬が最期の日を迎えたとしても、こう考えてみてはいかがでしょうか。老衰で息を引き取ったのであれば、最期まで病気をせずに健康に暮らせるようにしてあげられています。病気が原因だった場合でも、病気から解放されて安らかに眠ることができているでしょう。

愛犬のことを大切に思っているほど、最期に立ち会えなかった後悔が大きくなってしまいます。しかし最期の瞬間に立ち会えなかったとしても、それまでの生活で注いできた愛情がなくなるわけではありません

肉体とはお別れしても、愛犬はいつでもあなたのそばで見守ってくれているはずです。立ち会えなかったことを後悔するのではなく、たくさんの愛情をくれた愛犬に感謝して少しずつ前に進んでいきましょう。

愛犬の犬を引き取る瞬間に立ち会えたが、苦しそうにしていたことが忘れられない方へ

愛犬の苦しそうな姿を見るのは、非常に辛かったことでしょう。老いた愛犬の息が荒いのを見て「もうすぐお別れかもしれない」という考えが頭に浮かんだはずです。中には愛犬が最期に鳴く様子を聞いた方もいるかもしれませんが、それはきっとあなたや家族への感謝の気持ちを伝えたかったのでしょう。

愛犬が亡くなったのは悲しいことですが、もしかすると苦しく辛い状態から解放されて愛犬は楽になっているかもしれません。そう考えると少し気持ちが楽になりませんか?

仮に最期の時が苦しかったとしても、側にあなたが居てくれてとても嬉しかったと思います。今は辛さや苦しみから解放されて、あなたのことを天国から見守ってくれているでしょう。

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