無添加ドッグフードおすすめ10選!本当にいいフードの選び方も解説

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愛犬の健康維持や長生きをのぞむ飼い主さんなら、ドッグフードの安全性や品質が気になるのではないでしょうか。この記事ではドッグフードの「無添加」が何を指すのか解説しつつ、本当におすすめできる無添加ドッグフードを紹介します。

無添加ドッグフードは何が添加されていない?

「無添加ドッグフード」は基本的には人工の添加物が含まれていない商品を指します。人工着色料や人工香料などを使っていないため、不必要な成分が含まれていないことがメリットです。ただし天然由来の成分を用いて、香料や着色料として使用することもあります。

無添加ドッグフードのメリットは?

「無添加ドッグフード」を選ぶことは、より品質の高いドッグフードを与えることに役立ちます。人工添加物を避けることは、飼い主にも犬にも寄り添い、安心安全の品質でドッグフードを提供しようとすることとも言えるからです。

無添加のドッグフードとは?

「無添加」と記載されているドッグフードは、香料、保存料、着色料などの添加物が含まれていない商品のことです。

ただし多くのドッグフードには、品質を保つための「酸化防止剤」が必要不可欠という側面もあります。

このように「無添加とはなにか」「添加物の悪影響はなんなのか」ということについては意外と曖昧ではないでしょうか。まずは基礎知識を紹介します。

「人工」「合成」「化学」の添加物が含まれていないフード

無添加のドッグフードは、一般的に「人工添加物」「合成添加物」「化学添加物」のような添加物が含まれていない商品のことを指します。

たとえば「人工着色料」は栄養面で必要ありませんが、フードの見た目をよくするために使われています。

このような余計な添加物が含まれていることで、愛犬が「アレルギー」「涙やけ」「がん」の症状や病気につながるのではないか、という懸念があるのです。

ただし日本では「ペットフード安全法」によって、添加物の上限となる基準値が設けられていて、通常は健康被害のおそれがない安全なドッグフードのみが販売されています。つまり不必要な添加物だからといって、健康に害があるわけではないのです。

そのため「健康被害を防ぐため」というよりは、「より品質の高いフードを選ぶため」の判断材料のひとつが「無添加」であることと言えます。

参考:ペットフードと添加物|一般社団法人 ペットフード協会

フードの品質を保つために必要な添加物もあることを理解しておこう

添加物というと「化学物質」や「体に悪いもの」をイメージするかもしれませんが、ドッグフードの品質を保つためには必要不可欠な添加物もあります。

  • 栄養バランスを整える添加物:ビタミン、ミネラル、アミノ酸など
  • フードの品質を維持する添加物:酸化防止剤、保湿剤など
  • 食感や見た目をよくする添加物:増粘剤、発色剤、着色料など

このうち「栄養バランスを整える添加物」は、ほとんどすべてのフードに含まれていると考えておいても間違いではありません。総合栄養食のような優れた栄養バランスを実現するには不可欠です。

ビタミンやミネラルを自然素材から取り入れることも不可能ではありませんが、一般的な市販ドッグフードと比べるとコストがかかるため、続けやすさやコストパフォーマンスの点を考慮する必要があります。

また「フードの品質を維持する添加物」もかなり大切です。ドッグフードに含まれている油や脂肪分は酸化しやすく、栄養成分が変質したり、劣化して匂いや味が落ちたりします。このような劣化からフードを守るためには酸化防止剤が欠かせません。

ウェットタイプやセミモイストタイプのフードであれば、柔らかさを保つために保湿剤が含まれていることも。保湿剤として使われるプロピレングリコールは、人間用のおにぎりや麺類、餃子の皮などにも使われる食品添加物で、犬に与える場合でも毒性はないとされています。(※猫には悪影響を与えるため使用禁止)

あえて不必要な添加物を挙げるのであれば、「食感や見た目をよくする添加物」です。栄養バランスさえ良ければ犬の健康維持はできます。ただし1つ前の見出しで紹介したとおり、「不必要=健康に害がある」わけではありません。

参考:安心・安全なペットフードをお届けするために(PDF)|一般社団法人 ペットフード協会

(※添加物にかんする記載は11~13ページ目)

天然由来の添加物を検討するのがおすすめ

もし人工添加物を避けたい場合は、天然由来の添加物を使用しているドッグフードを選ぶのがおすすめです。

たとえばドッグフードの品質維持に欠かせない「酸化防止剤」として、ビタミンEやハーブなどを使用している商品があります。

目的 天然由来成分
酸化防止剤

(保存料)

ミックストコフェロール、ビタミンE、ローズマリーオイル、緑茶エキス、スペアミントエキス、クエン酸など
着色料 シソ、ベリー抽出物、カロチノイド色素、クロロフィル誘導体、リコピン、メコシアニンなど
香料 かつおぶし、牛・豚・鶏・魚・野菜を加熱して作られるエキスなど

このように天然由来成分の添加物もあるので、原材料の表示をチェックしてみましょう。

着色料の場合は「赤」「青」「黄」などの色の記載のあとで「◯号」と書かれていることがありますが、それは合成着色料のしるしなので見抜くことができます。逆に天然由来の着色料であれば、「着色料(◯◯エキス)」のように原材料が表記されていることも。

添加物が表記されているからといって即座に切り捨てるのではなく、どんな目的でどんな材料が使われているかをチェックすることが大切です。

無添加フードでアレルギーは防げる?

愛犬のアレルギー症状や涙やけが気になる場合、添加物が原因ではないかと疑う飼い主さんも多いのではないでしょうか。

もしかしたら無添加ドッグフードに変更することで症状が改善するかもしれませんが、実際には犬にとってアレルゲン(アレルギー原因物質)になりやすいのはおもに牛肉、乳製品、小麦の3つです。

フードを変えることでこれらのアレルゲンを避けることにつながり、結果的にアレルギー症状が抑えられる、ということも考えられます。

また涙やけの場合はアレルギー症状とは限らず、涙管の病気や逆さまつげ、腸内環境の悪化なども涙が増える原因として考えられます。

お困りの症状があって無添加ドッグフードを検討している場合は、まず動物病院などで原因を調べてもらうことをおすすめします。

参考:ペットとアレルギー(PDF)|一般社団法人 ペットフード協会

本当にいい無添加ドッグフードの選び方

何が無添加なのか明記してある

「無添加」という言葉の定義は曖昧です。たとえば人工保存料や人工香料が使われていても、人工着色料を添加していなければ「(人工着色料は)無添加」と表記することも不可能ではありません。

人工添加物がいくつか含まれていながらパッケージには「無添加」と記載していることもあるので、具体的に何を添加していないのかをチェックしてみましょう。

原材料の品質をチェックする

品質の高いフードを選ぶうえで「無添加」はひとつの着眼点になりますが、愛犬の健康維持を考えるのであれば、添加物以外の原材料の品質もチェックすべきです。

  • 第一主原料に肉・魚が使われているか
  • 良質な動物性タンパク質が摂取できるか
  • 副産物やミートミールは不使用か
  • ヒューマングレード(人間でも食べられる)か

原材料の品質をチェックするには、おもに上記のような観点があります。

第一主原料とは、原材料表記のうち最初に記載されているものです。原材料のいちばん最初にチキンと書かれている場合、そのフードのなかでチキンの配合割合がもっとも大きいことを表しています。

良質な動物性タンパク質は、犬の毛の美しさを保ったり、消化・吸収をスムーズにしたりと、犬の健康にとって良い効果をもたらすとされています。

そのため原材料表記を見て、肉や魚などの動物性タンパク質が第一主原料になっているか、新鮮な肉・魚を使って調理しているか、などをチェックしてみることが大切です。

また安全性には問題ないものの、肉以外の部分を含む「副産物」や「ミール」などが使われている商品もあります。どんな部位が使われているかを把握できないため、避けたいと考える飼い主さんも多いのではないでしょうか。

ただしミールや副産物を使用している場合でも、それが人間でも食べられる可食部位である可能性もあるので、公式ホームページを見たり問い合わせたりするのが確実です。

愛犬に合った種類のフードを選ぶ

ドッグフードにはいろいろな種類がありますが、「幼犬用」「成犬用」「シニア犬用」などのうち、愛犬の年齢に合ったフードを選びましょう。

粒の大きさや硬さなどが異なるので、年齢に合わせて食べやすいフードになっています。またライフステージによって必要なエネルギー量や栄養バランスも異なりますが、それぞれに最適化されているのです。

ほかにも「小型犬用」は毛ツヤ・毛並みの維持成分や関節ケア成分が豊富だったり、「大型犬用」は高タンパク・低GIの商品が多かったりと、犬種ごとに種類が分かれていることも。

愛犬の年齢や犬種、体の悩みなどに合わせて適切なフードを選んであげましょう。

コストパフォーマンスや続けやすさも大事

無添加ドッグフードおすすめ10選!

1.モグワンドッグフード

【原材料】チキン&サーモン56%(放し飼いチキン生肉 21%、生サーモン 12%、乾燥チキン 12%、乾燥サーモン 7%、チキングレイビー 2%、サーモンオイル 2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン( MSM)、コンドロイチン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類(A、 D3、E)、乳酸菌

「モグワンドッグフード」はイギリス原産のドッグフード。栄養基準をクリアしていて、総合栄養食として販売されています。

原材料で確認できる添加物は、グルコサミンやコンドロイチンなどの関節ケア成分、ミネラル類やビタミン類などの栄養素、そして腸内環境を維持する乳酸菌などです。そのほかの人工添加物は含まれていません。

ヒューマングレードの食品を原材料としているうえ、第一主原料は新鮮なチキン生肉。良質な動物性タンパク質を摂取できるので、愛犬の健康維持が期待できます。

消化に優しいグレインフリー(穀物不使用)で犬の健康面に配慮しているのも特徴です。

公式ホームページでは「モグワンドッグフード」を使用した獣医師106名へのアンケート結果を記載していて、たとえば「98%の獣医師が香料・着色料不使用であることを評価すると回答」「98%の獣医師が香料・着色料不使用であることを評価すると回答」などの結果が得られています。

食いつきのよさにも定評があり、上記のアンケートにおいても「92%の獣医師が食いつきと健康を両立したフードであると回答」という結果に。

無添加ドッグフードの定番と言える製品なので、これから購入するという方はぜひ検討してみてください。

2.カナガンドッグフード

【原材料】チキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、アルファルファ、チキンオイル3.1%、乾燥卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン硫酸、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニス、コロハ、ミネラル類(鉄、亜鉛、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)、ビタミン類(A、D3、E)

※「チキン」の原材料

「カナガンドッグフード」もまたイギリス原産の総合栄養食ドッグフードです。

原材料表記では、グルコサミンやメチルスルフォニルメタンなどの関節ケア成分、フラクトオリゴ糖などの腸内環境維持に役立つ成分、またミネラル類とビタミン類が添加されていることがわかります。このほか人工添加物は使われていません。

第一主原料にはチキン生肉をふんだんに26%配合、次いで乾燥チキン25%配合と、原材料のうち50%以上をチキンが占めています。

そのほかにも、若々しさを保つと言われるオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸を多く含んだサーモンオイル、ミネラル豊富な海藻、活力のもとと言われるハーブ類など、健康維持に嬉しい原材料がたくさん。

また子犬や小型犬が食べやすい小粒だったり、グレインフリー(穀物不使用)だったりと、多くの犬にとって嬉しいフードとして仕上げられています。

先に紹介した「モグワンドッグフード」と並んで、「カナガンドッグフード」もまた高品質ドッグフードの代表的な商品です。ウェットタイプやターキー味のフードもあるので、愛犬の好みに合わせて選んでみてください。

3.POCHI ザ・ドッグフード

【原材料】‎サーモン生肉、フィッシュペプチド、ソラ豆、スイートポテト、リンゴ、エンドウ豆プロテイン、アルファルファ、キャロブ繊維、サッカロマイセス・セレビシエ(酵母菌/プロバイオティクス)、サーモン油(EPA・DHA・アスタキサンチン源)、ヒマワリ油(リノール酸源)、チキンレバー(加水分解)、セルロース、ケルプ、ブレンドハーブ(ペパーミント、カレンデュラ、ディル、カモミール、マーシュマロウ、ダンデライオン)、クランベリー、イヌリン(FOS源/プレバイオティクス)、緑イ貝、βグルカン(イースト抽出物)、ミネラル類(Ca、Fe、Mn、Cu、Zn、I、Se)、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、ナイアシン、パントテン酸、B6、B12、ビオチン、塩化コリン、葉酸、C)、タウリン、酸化防止剤(トコフェロール、緑茶抽出物)

※「ワイルドサーモン」の原材料

「POCHI ザ・ドッグフード」はオランダ原産のドッグフードで、総合栄養食です。

原材料表記では、整腸作用のあるサッカロマイセス・セレビシエ、セルロース(食物繊維)、腸の働きを助けるイヌリン、善玉菌を増やしてくれるβグルカン、心臓や肝臓の機能を高めて血圧を健康に保つタウリン、ビタミン類、ミネラル類などの添加物が確認できます。

そのほか酸化防止剤の記載がありますが、トコフェロールと緑茶抽出物はいずれも天然由来成分です。

また「POCHI ザ・ドッグフード」は、ミートミール不使用、グレインフリー(穀物不使用)、ポテト不使用、遺伝子組み換え食品不使用、などなど徹底的に愛犬の健康を大切にしたい飼い主さんに寄り添った商品開発をしているのも特徴的。

味は「ワイルドサーモン」のほか「3種のポルトリー」「ラム」がありますが、いずれもフレッシュな生肉を使用していて、良質な動物性タンパク質を摂取することができます。

3kgで税込み4,750円(2023年3月現在)という続けやすい価格も嬉しいポイントです。

4.このこのごはん

【原材料】‎鶏肉(ささみ、レバー)、大麦、玄米、ビール酵母、鰹節、米油、乾燥卵黄、鹿肉、まぐろ、青パパイヤ末、モリンガ、さつまいも、わかめ、乳酸菌、昆布、ミネラル類(牛骨カルシウム、卵殻カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンB2、パントテン酸カルシウム、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE)

「このこのごはん」は日本原産のドッグフードで、総合栄養食として販売されています。

添加物として配合されているのは、ビール酵母や乳酸菌などの腸の働きを助ける成分、そしてミネラル類とビタミン類のみです。この記事で紹介する商品のなかでも、かなり必要な原材料のみを使用することにこだわっていることが伝わります。

人工添加物を使用していないだけでなく、オイルコーティングもしていないのが特徴的。オイル(油)は酸化のもと。つまりオイルコーティングをするから酸化防止剤が必要になるのですが、「このこのごはん」ではその必要がないのです。

人工香料は使っていませんが、鰹節で風味を良くしているため、香りの良さと食いつきの良さにも定評があります。

第一主原料はヒューマングレードの鶏肉で、部位はささみとレバーです。ほかにも鹿肉っやマグロ肉が含まれていて、高品質な動物性タンパク質をたくさん摂取することができます。

また食物繊維豊富な原材料を使っていることや、乳酸菌配合によって腸の働きをサポートして老廃物の排出を促すことから、とくにトイプードルやチワワなどの小型犬向けとしておすすめです。

5.ナウフレッシュ

【原材料】ターキー生肉(骨抜き)、ポテト、エンドウ豆、乾燥鶏卵、ポテト粉、エンドウ豆繊維、フラックスシード、リンゴ、ナチュラルフレーバー(チキン由来)、キャノーラ油、サーモン生魚(骨抜き)、ダック生肉(骨抜き)、ココナッツ油、アルファルファ、トマト、ニンジン、カボチャ、スイートポテト、スクワッシュ(カボチャ類)、バナナ、ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ザクロ、パパイヤ、レンズ豆、ブロッコリー、カッテージチーズ、乾燥チコリ根、乾燥ローズマリー、炭酸カルシウム、リン酸一カルシウム、塩化ナトリウム、塩化コリン、ビタミン類、ミネラル類、タウリン、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵生成物、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵生成物、DL-メチオニン、L-リジン、塩化カリウム、ユッカシジゲラ抽出物、L-カルニチン、酸化防止剤(ミックストコフェロール)

※「ターキー&サーモン&ダック」の原材料

「ナウフレッシュ」はカナダ原産の総合栄養食ドッグフードです。

原材料で確認できる添加物は、炭酸カルシウムやリン酸一カルシウム、塩化ナトリウム、ビタミン類、ミネラル類などなど、いずれも愛犬の健康維持を助ける成分です。酸化防止剤として記載されているミックストコフェロールも天然由来成分で、香料や着色料などの人工添加物は含まれていません。

また品質の低下を避けるためミートミールも不使用で、原材料でも「ターキー(骨抜き)」のように記載するなど、その徹底ぶりがうかがえます。

第一主原料となっているのはいずれのラインナップでも100%生肉または生魚で、しかも人間用として基準を満たした食品です。フルーツや野菜もバランスよく含まれていることで、ビタミンや食物繊維を効率よく吸収できるよう開発されています。

「ターキー&サーモン&ダック」だけでも「小型犬・子犬用」「成犬用」「シニア犬用」と3種類ラインナップされていますが、ほかにも「マス&サーモン&ニシン」の味が用意されていて、こちらも各ライフステージに合ったフードを選ぶことが可能です。

6.うまか

【原材料】‎鶏肉、玄米、大麦、かつお節、大豆、ビール酵母、チキンエキス、米油、卵黄粉末、発行調味液、フラクトオリゴ糖、りんご、にんじん、かぼちゃ、昆布、しいたけ、コンドロイチン、セレン酵母、しょうが、ビフィズス菌、グルコサミン、L-トレオニン、ミネラル類(牛骨カルシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム)

「うまか」は国産の総合栄養食ドッグフードです。

添加物として表記されているのは腸の健康維持に役立つビール酵母やセレン酵母、ビフィズス菌、そして関節の健康維持に役立つコンドロイチンやグルコサミンなどの成分、また栄養バランスを保つために欠かせないビタミン類やミネラル類などです。ほかの人工添加物は使われていません。

「うまか」はオイルコーティングをしていないので保存料も不使用、また香料ではなく鰹節を使って自然でおいしい風味を作り出しています。

第一主原料となっている鶏肉は、すべて九州産の「華味鳥」という品種。無添加だけでなく原材料にもこだわりたい飼い主さんには嬉しい情報ですね。

ミートミール不使用も明示しているので、さらに安心。そのうえ新鮮な生肉を使っているからこそ、粒の形が不揃いになっています。

7.オリジン オリジナル

【原材料】新鮮鶏肉、新鮮七面鳥肉、新鮮丸ごと大西洋カレイ、新鮮全卵、新鮮丸ごと大西洋サバ、新鮮鶏レバー、新鮮七面鳥レバー、新鮮鶏心臓、新鮮七面鳥心臓、新鮮丸ごと大西洋ニシン、ディハイドレート鶏肉、ディハイドレート七面鳥肉、ディハイドレートサバ、ディハイドレート鶏レバー、ディハイドレート全卵、丸ごと赤レンズ豆、丸ごとピント豆、丸ごとグリーンピース、新鮮チキンネック、新鮮鶏腎臓、丸ごとグリーンレンズ豆、丸ごとシロインゲン豆、丸ごとヒヨコ豆、レンズ豆繊維、鶏肉脂肪、天然鶏肉風味、ポロック油、粉砕鶏骨、鶏軟骨、七面鳥軟骨、ミックストコフェロール(天然酸化防止剤)、新鮮丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、フリーズドライ鶏レバー、乾燥ケルプ、亜鉛タンパク化合物、新鮮ケール、新鮮ホウレン草、新鮮カラシ菜、新鮮コラードグリーン、新鮮カブラ菜、新鮮丸ごとニンジン、丸ごとリンゴ、丸ごと梨、カボチャの種、ヒマワリの種、チアミン硝酸塩、D-パントテン酸カルシウム、銅タンパク化合物、チコリー根、ターメリック、サルサ根、アルテア根、ローズヒップ、ジュニパーベリー、乾燥ラクトバチルスアシドフィルス菌発酵生成物、乾燥プロバイオティクス発酵生成物、乾燥ラクトバチルスカゼイ発酵生成物

「オリジン オリジナル」はアメリカ原産のドッグフードで、総合栄養食です。犬にとって「生物学的に適正」と考えられるレシピ作りにこだわっています。

原材料に表示されている添加物は、チアミン硝酸塩、D-パントテン酸カルシウム、銅タンパク化合物、乾燥ラクトバチルスアシドフィルス菌発酵生成物、乾燥プロバイオティクス発酵生成物、乾燥ラクトバチルスカゼイ発酵生成物など。いずれも健康維持に役立つビタミンや善玉菌です。

また酸化防止剤には、天然由来成分であるミックストコフェロールを使用しています。そのほか不必要な人工添加物は不使用なので安心です。

原材料表示を見て分かるとおり、新鮮な材料を使うことを徹底しています。ミートミールではなく鶏軟骨などが含まれていますが、これも野生に近い食生活を意識してのことです。

無添加ということに加えて、より自然派なレシピを求めている飼い主さんと愛犬にぴったりのドッグフードと言えます。

8.アランズ ナチュラル ドッグフード ラム

【原材料】ラム 40%(生ラム肉 25%、乾燥ラム肉 10%、ラムオイル 4%、ラムグレイビー 1%)、サツマイモ、レンズ豆、そら豆、ひよこ豆、野菜類、亜麻仁、エンドウ豆繊維、ビール酵母

「アランズ ナチュラル ドッグフード ラム」はイギリス原産で、総合栄養食の無添加ドッグフードです。

原材料表示はいたってシンプルで、添加物はビール酵母くらいです。ほかの人工添加物は使用しておらず、酸化防止剤の記載もありません。この記事で紹介しているほかの商品と比べると、気になる点は「野菜類」がどんな野菜を使用しているのか分かりにくいことくらいです。

厳選した食材を9種類使い、栄養バランスも考えられています。ビタミン類やミネラル類の添加物も一切記載されていませんが、サツマイモや豆類、ビール酵母などに含まれている成分を活かしているのです。

アレルギーの原因になり得る穀物、乳製品、牛、豚も使用していないので、涙やけやアレルギー症状が気になる愛犬にもおすすめ。

ただし「アランズ ナチュラル ドッグフード ラム」は、日本では総合栄養食として販売されていません。※FEDIAF(欧州ペットフード工業連合会)の栄養基準はクリアしています。

9.シュプレモ

【原材料】‎チキン(肉)、チキンミール、玄米、粗挽き米、米糠、ラムミール、タンパク加水分解物、サーモンミール、鶏脂*、ひまわり油*、オーツ麦、亜麻仁、ビートパルプ、ココナッツ、チアシード、乾燥卵、トマト、ケール、パンプキン、ホウレン草、ブルーベリー、リンゴ、ニンジン、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸)*ミックストコフェロールで保存

※「成犬用」の原材料

「シュプレモ」はアメリカ原産の無添加ドッグフードで、総合栄養食です。

原材料に表記されている添加物はタンパク加水分解物、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類など。

酸化防止剤に使用されているミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸はいずれも天然由来成分です。化学合成物、着色料、合成の酸化防止剤などの人工添加物は一切使っていません。

美味しさと栄養バランスを引き出すために、独自の「ホリスティック・ブレンド」というレシピで作られています。食品の組み合わせによっては、栄養を吸収しやすくなる効果もあるのだとか。

「ミートファースト」にこだわり、第一主原料は厳選した肉や魚。「ミール」という記載もありますが、シュプレモの販売会社であるシュプレモの公式ページでの説明によると「乾燥ミールにも種類があり、羽・頭・足などを使う『副産物ミール』に分類されるものもありますが、ニュートロは『副産物ミール』を使用せず、厳選した良質な乾燥ミールを使用しています。」と説明しています。

10.ミシュワン

【原材料】肉類(鶏肉、馬肉、鶏レバー)、大麦、玄米、鰹節、大麦ぬか、ビール酵母、米油、卵黄粉末、まぐろ、黒米、赤米、イヌリン(水溶性食物繊維)、コラーベンペプチド、発酵調味液、玄米麹、はと麦、あわ、きび、ひえ、フラクトオリゴ糖、昆布、大根葉、ごぼう、人参、緑イ貝、乳酸菌、DHA、含有精製魚油粉末、セレン酵母、キャベツ、ブロッコリー、かぼちゃ、むらさきいも、さつまいも、あかもく、わかめ、白菜、高菜、パセリ、青じそ、タウリン、L-トレオニン、ミネラル類(リン酸三カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム)

※「小型犬用」の原材料

「ミシュワン」はイギリス原産のドッグフードで総合栄養食の基準を満たしています。こちらの「小型犬用」は国産原材料を使って国内の工場で生産されているので、国産のほうが安心できる飼い主さんにおすすめです。

添加物としては便通をよくする効果が期待できるイヌリン、皮膚や骨の主要なタンパク質となるコラーベンペプチド、食いつきをよくする発酵調味液や含有精製魚油粉末、腸内の健康維持に役立つフラクトオリゴ糖や乳酸菌、などが見られます。公式ホームページを見ると「合成保存料」「合成着色料」について不使用であると記載されています。

第一主原料は鶏肉、馬肉、鶏レバーなどの肉類。タンパク質が豊富な馬肉が含まれているのが特徴です。

肉類のほかDHAやEPA豊富なまぐろも含まれていたり、関節ケア成分やオメガ3脂肪酸が豊富な緑イ貝も含まれていたりと、愛犬の健康を気遣う飼い主さんには嬉しいことずくめですね。

食いつきの評判もいいので、グルメな小型犬にとくにおすすめできる無添加ドッグフードです。

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