安全性の高い市販のドッグフード おすすめランキング10選!選び方や注意点も徹底解説

ゴールデンレトリバー ペットフード

この記事では市販されているドッグフードのなかでも安全性にこだわった商品をランキング形式で紹介します。安全性の高いドッグフードを選ぶコツについても紹介しているので、合わせて参考にしてみてください!

日本で市販されているドッグフードは安全?

日本では「ペットフード安全法」に基づき、安全性や品質についての基準をクリアしたものだけが販売されています。この基準はアメリカの「AAFCO」(アフコ)という基準を参考にしたものです。そのうえでより安全性を求めるなら、添加物の有無や原材料に着目しましょう。

ドッグフードの添加物とは?

ドッグフードに使われる添加物はおもに「着色料」「香料」「保存料」「防カビ剤」「酸化防止剤」「栄養添加物」などがあります。このうち酸化防止剤や栄養添加物はむしろ不可欠な側面もあるので、安全性にこだわる場合は「天然由来」の添加物かどうかに着目するとよいでしょう。

安全性の高い市販ドッグフードおすすめランキング10選

この記事では安全性が高い市販のドッグフードを、ランキング形式で紹介していきます。それぞれの特徴や口コミを参考にしつつ厳選しているので、ぜひドッグフード選びの参考にしてみてください。

安全性の高いドッグフードの選び方やチェックポイントは「安全性の高いドッグフードとは?どうやって選ぶ?」の見出しで解説しています。

1.カナガンドッグフード

全犬種用 カナガンドッグフード 2kg チキン50%以上 グレインフリープレミアムフード 全年齢対応 香料着色料不使用

【おもな特徴】

  • ドイツ原産
  • ドライタイプ
  • 香料・着色料不使用
  • グレインフリー(穀物不使用)
  • 全犬種・全年齢に対応
【原材料名】

チキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、アルファルファ、チキンオイル3.1%、乾燥卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン硫酸、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニス、コロハ、ミネラル類(鉄、亜鉛、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)、ビタミン類(A、D3、E)

「カナガンドッグフード」は、素材と製法にこだわり、人間と同じレベルの食材を使用しているのが特徴です。

チキンを50%使用しているので高タンパク。ミネラル豊富な海藻や、若々しさを保つと言われるサーモンオイルなども含まれていて、栄養バランス抜群です。

小型犬でも噛みやすい1cm程度のリング形になっていて、全犬種・全年齢に対応しています。

香料・着色料は不使用なので安心。またグレインフリー(穀物不使用)なので消化の負担にもなりづらいでしょう。

2.モグワンドッグフード

全犬種・全年齢対応  モグワンドッグフード(1.8kg) チキンとサーモンたっぷり56% グレインフリー 香料・着色料不使用

【おもな特徴】

  • イギリス原産
  • ドライタイプ
  • 香料・着色料不使用
  • グレインフリー(穀物不使用)
  • 全犬種・全年齢に対応
【原材料名】

チキン&サーモン56.5%(放し飼いチキン生肉 21%、生サーモン 12%、乾燥チキン 12%、乾燥サーモン 7.5%、チキングレイビー 2%、サーモンオイル 2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン( MSM)、コンドロイチン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類 A、 D3、E)、乳酸菌

「モグワンドッグフード」は手作りレシピから生まれたドッグフード。人間でも食べれる品質の原材料にこだわり、新鮮なチキン生肉・生サーモンをふんだんに使用しています。

動物性たんぱく源50%で、なおかつ野菜とフルーツもたっぷり含まれているので栄養満点。犬は雑食ですが、もともと肉食であることを踏まえてチキン生肉と生サーモンを使用しているとのこと。

安心の香料・着色料不使用、そしてグレインフリー(穀物不使用)です。ジップロックが使われているので保存もしやすいでしょう。

3.このこのごはん

コノコトトモニ このこのごはん ドッグフード 全犬種 全年齢対応 [ 国産 無添加 厳選自然素材 ] 小麦グルテンフリー 1kg

【おもな特徴】

  • 国産
  • ドライタイプ
  • 香料・着色料不使用
  • 保存料不使用
  • 酸化防止剤不使用
  • 小麦グルテンフリー
  • 全犬種・全年齢に対応
【原材料名】

‎鶏肉(ささみ、レバー)、大麦、玄米、ビール酵母、鰹節、米油、乾燥卵黄、鹿肉、まぐろ、青パパイヤ末、モリンガ、さつまいも、わかめ、乳酸菌、昆布、ミネラル類(牛骨カルシウム、卵殻カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンB2、パントテン酸カルシウム、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE)

コノコトトモニの「このこのごはん」は国産ドッグフード。香料・着色料だけでなく、酸化防止剤や保存料なども不使用。人工添加物が入っていない無添加ドッグフードです。

通常はオイルコーティングで味を良くして、オイルの酸化を防ぐために酸化防止剤が使われます。しかし「このこのごはん」では鰹ダシを味付けにつかっているのだそう。

もちろん素材にもこだわり、人間向けの食品と同等の基準で管理された原材料をつかっています。

鶏肉のささみ、鹿肉、まぐろ、鶏のレバー、など高タンパク・低カロリーな材料に加え、果物や食物繊維などの天然素材をたっぷりブレンドしているのも特徴です。

4.うまか

うまか ドッグフード 国産 ドライ チキン 華味鳥 ヒューマングレード 小麦グルテンフリー 全犬種 全年齢 1.5kg 総合栄養食

【おもな特徴】

  • 国産
  • ドライタイプ
  • 着色料不使用
  • 小麦グルテンフリー
  • 使用
【原材料名】

‎鶏肉、玄米、大麦、かつお節、大豆、ビール酵母、チキンエキス、米油、卵黄粉末、発行調味液、フラクトオリゴ糖、りんご、にんじん、かぼちゃ、昆布、しいたけ、コンドロイチン、セレン酵母、しょうが、ビフィズス菌、グルコサミン、L-トレオニン、ミネラル類(牛骨カルシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム)

華ちゃん犬猫すこやか本舗が販売する「うまか」は国産の原材料のみを使ったドッグフード。鶏肉は九州産の「華味鳥」を100%使用しているとのこと。

グレインフリー(穀物不使用)ではありませんが、それは“あえて”だそう。いわく「雑種の犬にとってはすべての穀物がダメというわけではない」らしく、犬に必要な栄養となる穀物のみが含まれています。

お腹の調子を整えるビフィズス菌や、関節によいとされるグルコサミンとコンドロイチンが含まれているのも大きな特徴です。

また人工添加物は不使用で、着色料のほかにもオイルコーティング、合成保存料、合成香料、防カビ剤などは使用されていません。

5.オリジン オリジナル

【カナダ産】オリジン オリジナル 2kg 自然食

【おもな特徴】

  • カナダ原産
  • ドライタイプ
  • 人工香料・人工着色料不使用
  • 人工保存料不使用
  • グレインフリー(穀物不使用)
  • 全年齢対応
【原材料名】

新鮮鶏肉(13%)、 新鮮七面鳥肉(7%)、 新鮮全卵(7%)、 新鮮鶏レバー(6%)、 新鮮丸ごとニシン(6%)、 新鮮丸ごとカレイ(5%)、 新鮮七面鳥レバー(5%)、 新鮮鶏ネック(4%)、 新鮮鶏心臓(4%)、 新鮮七面鳥心臓(4%)、 ディハイドレート鶏肉(4%)、 ディハイドレート七面鳥肉(4%)、 ディハイドレート丸ごとサバ(4%)、 ディハイドレート丸ごとイワシ(4%)、 ディハイドレート丸ごとニシン(4%)、 丸ごと赤レンズ豆、 丸ごと緑レンズ豆、 丸ごとグリーンピース、 レンズ豆繊維、 丸ごとヒヨコ豆、 丸ごとイエローピース、 丸ごとピント豆、 丸ごと白インゲン豆、 ニシン油(1%)、 鶏脂肪(1%)、 鶏軟骨(1%)、 フリーズドライ鶏レバー、 フリーズドライ七面鳥レバー、 新鮮丸ごとカボチャ、 新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、 新鮮丸ごとズッキーニ、 新鮮丸ごとパースニップ、 新鮮ニンジン、 新鮮丸ごとレッドデリシャスリンゴ、 新鮮丸ごとバートレット梨、 新鮮ケール、 新鮮ホウレン草、 新鮮ビートの葉、 新鮮カブラ菜、 ブランケルプ、 丸ごとクランベリー、 丸ごとブルーベリー、 丸ごとサスカトゥーンベリー、 チコリールート、 ターメリック、 オオアザミ、 ゴボウ、 ラベンダー、 マシュマロルート、 ローズヒップ 酸化防止剤:天然成分から抽出したトコフェロール 添加栄養素(1kg当たり):亜鉛キレート: 100㎎ 添加腸球菌:エンテロコッカスフェシウム

オリジンのドッグフードは、犬がもともと自然のなかで狩りをしていたという生物的な特徴から「新鮮で丸ごとの動物原材料がバラエティ豊富でふんだんに含まれる食事を欲する生物学的ニーズ」を満たすことをコンセプトにしています。

そのため穀物は使わず、炭水化物も少ないのが特徴。また肉原材料が85%含まれていて、タンパク質豊富です。動物性脂肪もレンダリングされた低品質なものではありません。

ちなみに原材料名が特徴的ですが、「新鮮」という言葉は「保存料を使わずに冷蔵保存した未加工のもの」という意味で使われています。また酸化防止剤が原材料に含まれていますが、記載してあるとおり天然材料を使ったものです。

「オリジナル」のほかには小型~中型犬に適した「パピー」や、大型犬の子犬に適した「パピーラージ」、カロリーと脂肪分が抑えられている「シニア」などのシリーズ品があります。

6.yum yum yum!(ヤムヤムヤム)

yum yum yum!(ヤムヤムヤム) ドッグフード チキン やわらかドライタイプ 800g(80g×10袋) 犬用総合栄養食 全犬種/全年齢/ノン・オイルコーティング/保存料・香料・着色料不使用

【おもな特徴】

  • 国産
  • ドライタイプ
  • 香料・着色料不使用
  • 保存料不使用
  • 全犬種・全年齢に対応
【原材料名】

鶏肉、大麦、玄米、ビール酵母、かつお節、全卵、チキンエキス、酵母エキス、オリゴ糖、にんじん、発酵調味液、ブロッコリー、かぼちゃ、昆布、しいたけ、ミネラル類(牛骨カルシウム、卵殻カルシウム、塩化カリウム、塩化ナトリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)

「yum yum yum!」(ヤムヤムヤム)は国産のドッグフード。鶏肉は九州でヒトの食肉用として飼育されたものを100%使用しています。

「チキン風味」以外には「馬肉」風味のシリーズもありますが、こちらもヒトの食肉用としてカナダやアルゼンチンから輸入された馬肉のみを使用しているのが特徴。

肉だけでなく、穀類や野菜もすべてヒト用の食材で、衛生管理も徹底しています。人間が食べれる肉を使うという安心・安全へのこだわりが見えますね。

香料・着色料・保存料などの添加物も含まれていません。酸化防止剤として使用されている「ローズマリー抽出物」「ミックストコフェロール」はいずれも天然成分です。

7.天然鹿肉と有機玄米のやわらかリゾット

ドッグフード 無添加 無保存料【 国産 鹿肉 100% 有機玄米 リゾット アレルギー対応 子犬~シニア犬にも推奨】 食いつき良好 低カロリー ダイエット トッピングにも グルテンフリー メゾンドジビエ (5個セット)

【おもな特徴】

    • 国産
    • ウェットタイプ
    • 保存料・防腐剤不使用
  • 総合栄養食ではない
  • 全犬種・全年齢に対応
【原材料名】

鹿肉(国産ジビエ認証取得済)、有機JAS認証玄米、大根、キャベツ、にんじん、こんにゃく寒天粉末(原材料全て国産)

九州の鹿肉のみを使用している「メゾン・ド・ジビエ」シリーズ。牛肉よりも低カロリーで高タンパク質な鹿肉を使うことにこだわっています。

「天然鹿肉と有機玄米のやわらかリゾット」は食物繊維やビタミンE、ミネラルなどを豊富に含む玄米と組み合わせることで、栄養素にもこだわりました。

ただし「総合栄養食ではない」という点には注意してください。ビタミンやミネラルなどの人工添加剤を加えないと総合栄養食の基準を満たせないらしく、すべて自然由来の原料を使うというこだわりが失われるのを避けたそうです。

そのため総合栄養食と組み合わせて犬に与えたり、おやつなども含めて必要な栄養を摂ったりするのがおすすめです。

8.馬肉自然づくりプレミアム

健康いぬ生活 ドッグフード 馬肉自然づくりプレミアム (800g×1袋) 国産 無添加 馬肉 鹿肉 猪肉 アレルギー 皮膚 ケア 全犬種 小粒 全年齢

【おもな特徴】

    • 国産
    • タイプ
    • 香料・着色料不使用
    • 保存料不使用
    • 酸化防止剤不使用
  • 総合栄養食ではない
  • 全犬種・全年齢に対応
【原材料名】

‎馬肉・鹿肉・猪肉・大麦・玄米・鰹節・ビール酵母・甜菜繊維・黒米・馬油・米油・豚レバー・ハト麦・昆布・わかめ・小松菜・貝類未焼成カルシウム(含有量の多い順に記載)

健康いぬ生活の「馬肉自然づくりプレミアム」は、‎馬肉・鹿肉・猪肉という複数のジビエ肉をブレンドしたドッグフード。

高タンパクかつ低脂質な馬肉、必須アミノ酸やDHAが豊富な鹿肉・猪肉を使用しているほか、人間でも食べられる雑穀や海藻などを使用しています。

こちらのドッグフードは「総合栄養食ではない」ので注意してください。やはり無添加を徹底するためには、自然食品だけではどうしても難しいそうです。

公式ホームページを参考にすると、「一部のミネラル・ビタミン類が一部AAFCO基準に達しませんがその差は0.1%以下」という記載があります。

そのため主食としても与えられるようですが、基本的にはミネラル・ビタミンなどが豊富なおやつと併用したり、総合栄養食と併用したりするのがおすすめです。

9.ソルビダ

ソルビダ グレインフリー ドッグフード オーガニックチキン 室内飼育成犬用 1.8kg 正規品 全犬種 対応 ForeGrostオリジナル今治タオルブランドハンカチ25cm×25cmセット タオルハンカチカラー ライトグレー

【おもな特徴】

  • アメリカ原産
  • ドライタイプ
  • 香料・着色料不使用
  • 保存料不使用
  • グレインフリー(穀物不使用)
  • 全犬種・全年齢に対応
【原材料名】

オーガニックチキン生肉、乾燥チキン、オーガニック乾燥豆類、オーガニックエンドウ豆粉、オーガニックタピオカ粉、オーガニック乾燥ヒヨコ豆、オーガニック乾燥アルファルファ、天然フレーバー、オーガニックひまわり油*、オーガニック挽き割りフラックスシード、オーガニック乾燥ジャガイモ、鶏脂肪*、エンドウ豆でんぷん、乾燥サーモン、乾燥トマト繊維、乾燥レンズ豆、塩化カリウム、サーモンオイル*、乾燥ビール酵母、チキン軟骨(グルコサミン、コンドロイチン源)、ミネラル類(亜鉛、鉄、銅、コバルト、マンガン、食塩、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、タウリン、オーガニックひまわりの種、乾燥かぼちゃ、乾燥ブルーベリー、オーガニック乾燥にんじん、乾燥ブロッコリー、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、ビタミン類(塩化コリン、ビタミンE補助食品、ナイアシン補助食品、ビタミンB1硝酸塩、D-パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、リボフラビン補助食品、ビタミンA補助食品、ビタミンD3補助食品、ビオチン、ビタミンB12補助食品、葉酸)、乾燥チコリ根(イヌリン、フラクトオリゴ糖源)、乾燥セージ、乳酸、ユッカフォーム抽出物、ガーリックパウダー、プロバイオティクス微生物(イースト菌、乳酸菌、麹菌、糸状菌、枯草菌)、酸化防止剤(ミックストコフェロール)

「ソルビダ」はアメリカ原産のドッグフード。オーガニックの原材料にこだわり、抗生物質・ホルモン剤無投与のチキン、無農薬で育てられた野菜などが使われています。

70%以上の原材料がオーガニックです。公式ホームページのQ&Aを見ると、オーガニック以外の30%についても定期的に安全性を検査しているそう。

合成香料・合成着色料・合成保存料など人工添加物は不使用。グレインフリー(穀物不使用)なのでアレルギー対策や消化不良への対策も可能です。酸化防止剤には天然成分の「ミックストコフェロール」が使われています。

子犬用、成犬用、体重管理用、7歳以上用向け、オーガニックターキー味の全5種類があるので、犬の体調などにあわせて選ぶとよいでしょう。

10.ウェルネス ドッグフード

ウェルネス ドッグフード 小型犬種用成犬用(1歳以上) 穀物不使用 骨抜き七面鳥 1.8キログラム

【おもな特徴】

  • アメリカ原産
  • ドライタイプ
  • 香料・着色料不使用
  • グレインフリー(穀物不使用)
  • 小型犬・超小型犬に対応
【原材料名】

‎骨抜き七面鳥、チキンミール、えんどう、レンズ豆、ひよこ豆、サーモンミール、鶏脂(ミックストコフェロールで酸化防止)、トマトポマス、じゃがいも、粗挽き亜麻仁、サーモン油、トマト、チキンエキス、にんじん、ほうれん草、さつまいも、ブルーベリー、りんご、チコリ根抽出物、ラクトバチルス・プランタルム※、エンテロコッカス・フェシウム※、ラクトバチルス・カゼイ※、ラクトバチルス・アシドフィラス※、コンドロイチン硫酸、ユッカ抽出物、グルコサミン、ミネラル類(塩化カリウム、亜鉛タンパク化合物、硫酸亜鉛、炭酸カルシウム、硫酸第一鉄、鉄タンパク化合物、硫酸銅、銅タンパク化合物、マンガンタンパク化合物、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム) 、ビタミン類(コリン、E、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸、ナイアシン、A、アスコルビン酸、B1、パントテン酸、B6、B2、D3、ビオチン、 B12、葉酸) 、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物、 スペアミント抽出物)

「ウェルネス」はアメリカ原産のドッグフード。骨抜き七面鳥を使用していてターキー風味なのが特徴です。

アメリカのペット製品専門誌「The Whole Dog Journal」にて、2000年以降なんと20年連続で推奨ドッグフードに選出されています。

グレインフリー(穀物不使用)のうえ、若々しさを保つサーモン油、関節の健康を維持するグルコサミンとコンドロイチン、自然素材にこだわった野菜・果物などをふんだんに使用。安全性と健康維持にこだわったドッグフードです。

全犬種に対応している「ウェルネス」製品は、チキン・ビーフ・サーモンを煮込んだウェットタイプの「プチアントレ」があります。

安全性の高いドッグフードとは?どうやって選ぶ?

そもそもドッグフードの安全性の高さとはいったい何なのでしょうか?日本のドッグフードの安全性について紹介しつつ、より安全性の高いドッグフードを選ぶコツを解説します。

日本で市販されているドッグフードの安全性

日本で販売されているドッグフードの安全性は「ペットフード安全法」(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律)によって規定されています。

【ペットフード安全法とは】

ペットの健康に悪影響を及ぼすペットフードの製造、輸入又は販売は禁止されます。消費者に対して適切かつ十分な情報を提供するために製造業者名や賞味期限などの表示が義務付けられます。また、国は国内に流通するペットフードを監視し、問題が起きた時はその廃棄、回収を事業者に対して命令することができます。

引用:愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)|環境省

つまりドッグフードが国産でも輸入品でも、日本の定める基準・規格を満たした製品しか販売されていないということです。

そのため日本で市販されているドッグフードは、基本的には安全(少なくとも害はない)と言えます。しかしより安全性にこだわるのであれば、以下のような点に注目してみるとよいでしょう。

  • ドッグフードの種類
  • ドッグフードの添加物
  • ドッグフードの原材料
  • ドッグフードの安全性にかかわる外国の基準

それぞれの注目ポイントを解説していきます。

ドッグフードの種類で安全性をチェック

ドッグフードの種類は以下のように分かれています。

総合栄養食 毎日の主要な食事となることを目的に作られている、バランスの取れたペットフード。「分析試験」「給与試験」の2つをクリアする必要がある。
間食 おやつやご褒美として少量だけ与えることを目的に作られているペットフード。過度に与えすぎないように注意喚起されている。
療養食 獣医師の指導のもと、犬の治療を補助する目的で与えられるペットフード。
その他の目的食 総合栄養食と一緒に与える副食・おやつ、また特定の栄養を補給できるサプリメントなどが当てはまる。

ペットが生きていくうえで「総合栄養食」は必須です。「間食」や「副食」ばかりを犬に与えてしまうと栄養が偏ってしまうので注意しましょう。安全な生育環境を作るためにも、栄養バランスを考えて食事を与えるのがおすすめです。

また、この種類とは別にペットフードの区分が分かれています。

ドライ 水分が10%程度以下。カビが生えにくい。
ソフトドライ(半生) 水分が20~35%程度。加熱発泡処理されている。湿潤調整剤でしっとりさせている。
セミモイスト(半生) 水分が20~35%程度。加熱発泡処理されていない。湿潤調整剤でしっとりさせている。
ウェット 水分が75%程度。殺菌されたうえで缶詰、アルミトレー、レトルトパウチなどに充填される。

長期保存に適しているのはドライに区分されるドッグフードです。水分が少ないためカビが生えたり品質が落ちたりしにくくなります。ただし酸化防止剤が含まれていないわけではありません。

ソフトドライやセミモイストに区分されるフードは「半生ドッグフード」とも呼ばれ、水分量が多いので食感・匂いがよく、食いつきが良いとされます。一方で酸化したりカビが生えたりしやすく、ドライフードよりも強力な酸化防止剤や合成保存料が使われていることが多いです。

ウェットに区分されているドッグフードもまた、水分が多いので香りがよく、食いつきがいいのがメリット。開封前であれば長期保存に適している缶詰タイプも多いです。ただし開封後は品質が落ちやすいので、防腐剤や合成保存料が使用されていることがあります。

このようにドライ以外の区分では強力な酸化防止剤や合成保存料が使われがちです。ただ、これらの添加物が含まれていることは品質が悪いということにはなりません。次の見出しで詳しく解説します。

参考:ペットフードの種類|一般社団法人ペットフード協会

ドッグフードの添加物で安全性をチェック

ドッグフードには「酸化防止剤」「着色料」「保存料」「保湿剤」「香料」などの添加物が含まれていることが多いです。

前の見出しでも触れたように「添加物が含まれている=安全性が低い」ということにはなりません。

たとえばドッグフードの原材料だけでは不足してしまう栄養素がある場合、犬の健康維持のためにはビタミン・ミネラル・アミノ酸などの「栄養添加物」が欠かせないのです。

防止剤もドッグフードには必要不可欠。ドッグフードが酸化していくと、味や匂いの品質が落ちるだけでなく、嘔吐や下痢、腹痛の原因になることもあります。酸化を防いでドッグフードの品質を維持するためには酸化防止剤が必要なのです。

これらを踏まえたうえで、添加物について安全性をチェックするときは以下の点をチェックしましょう。

【ドッグフードの添加物チェックポイント】

  • 酸化防止剤の材料が「天然」か「合成」(人工)か
  • その他の不要な材料は無添加か
  • 「無添加」と記載されているドッグフードは「何が」無添加かを見る
  • 小分け包装かどうか

酸化防止剤はドッグフードにとって不可欠ですが、材料が「天然」か「合成」(人工)か、という違いがあります。天然由来の酸化防止剤は「ローズマリー抽出物」「ミックストコフェロール」「クエン酸」などが代表的です。安全性を注視する場合は天然由来の酸化防止剤が使われているドッグフードを選ぶとよいでしょう。

その他、着色料や保存料などが無添加かどうかもチェックしてみてください。ここで大切なのは「何が」無添加なのかが明記されていること。

たとえば「着色料・保存料無添加」という記載なら明確に着色料と保存料が添加されていないことがわかりますが、「無添加」とだけ書かれている場合は分かりにくいので注意が必要です。

最後に小分け包装されているかどうか。小分け包装であれば使い切りを想定している製品なので、開封したあとに長期保存しないので酸化しにくくなっています。そのため無駄な添加物が少ないのです。なるべく添加物を与えたくない場合は、小分け包装のドッグフードを探してみましょう。

参考:ペットフードと添加物|一般社団法人ペットフード協会

ドッグフードの原材料で安全性をチェック

ドッグフードの安全性に着目する場合は、原材料をチェックしましょう。よく例として引き合いに出されるのが「4Dミート」「ミール」「肉副産物」などの材料です。

「4Dミート」はDead(死骸)、Diseased(病気)、Dying(瀕死)、Disabled(障害がある)という状態にある動物を使ってペットフード用に加工したものを指します。ただし4Dミートは原材料として記載されるわけではありません。

また「ミール」は動物の不可食部位を「レンダリング」という工程によってペットフード用に加工したものです。たとえば鶏肉を粉末状にした「チキンミール」や、骨も含まれる「ミートボーンミール」などがあります。

「肉副産物」は、ドッグフードに使われる材料のうち「正肉」以外にあたる部位のことです。たとえばレバー(肝臓)、タン(舌)、ハツ(心臓)などがあります。

いずれも前述したとおり「ペットフード安全法」に基づいた基準をクリアしているため、害がある原材料ではありません。とくにミール(肉粉)にかんしては、国の定める製造基準を満たした製造事業者でなければ製造・出荷できないことになっています。

またミールや肉副産物については、むしろ通常のドッグフードよりも栄養価が高いという説もあるほどです。

これらを踏まえたうえでより安全性の高いドッグフードを選びたいというときは、以下のポイントをチェックしましょう。

【ドッグフードの原材料チェックポイント】

  • 主原料に良質な肉や魚が使われていることが明示されているドッグフードを選ぶ
  • 動物種や使用部位を明確に記載しているドッグフードを選ぶ
  • グレインフリー(穀物不使用)などに着目する

たとえばドッグフードの販売元が製造過程をホームページ等で紹介している場合は、原材料をどのように加工しているかが見えるため安心できるでしょう。

4Dミートではないことを示すために、ドッグフードに使われている動物種や使用部位を記載している製品もあります。それらの製品を選べば安心できるでしょう。

そのほか犬の胃腸に負担をかけにくい「グレインフリー」(米・大麦・小麦・トウモロコシなどの穀物を不使用)のドッグフードを選ぶなど、ペットの体調や健康管理にも気をつかってあげるとよいかもしれません。

AAFCO(アフコ)など外国の基準もある

ドッグフードを探しているときに「AAFCO」(アフコ)や「FEDIAF」(フェディアフ)という記載を目にしたことがある方もいるのではないでしょうか?

これらは外国版の「ペットフード安全法」のようなものだと考えると分かりやすいかもしれません。

「AAFCO」(アフコ)はアメリカにおけるペットフードの基準、「FEDIAF」(フェディアフ)はヨーロッパにおけるペットフードの基準を定めている団体のことです。

日本で基準を定めている「ペットフード公正取引協議会」も、AAFCOの基準を参考にしています。日本で市販されているドッグフードのなかにも「AAFCO基準をクリア」などの表記があるので参考にしてみるとよいかもしれません。

ただしAAFCOはペットフードの検査をしているわけではなく、安全性や製品表示の基準を設定している団体です。

またFEDIAFは、基準の設定にくわえてペットフード製造工場の認定・指導をしていますが、こちらも栄養基準や品質を検査しているわけではありません。

そのため「あくまで団体が定めた基準を満たしている製品である」という理解にとどめておくようにしましょう。

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