モルモットが死ぬときに見せるサインや症状は見抜ける?突然死にも注意しよう

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モルモットが亡くなるタイミングは見抜ける?

モルモットが亡くなるタイミングはなかなか見抜けません。モルモットに限らず草食動物は、病気やケガを隠すため元気そうに振る舞うからです。しかし毎日のお世話のポイントを覚えれば見抜ける場合もあるので、詳しくは本文で解説していきます。

モルモットがストレスでショック死することはある?

モルモットはストレスに弱い動物なので、ショックで亡くなる可能性は十分にあります。ただしそれぞれの性格や環境などによっても変わるため、すべてのモルモットがストレスに弱いわけではありません。この記事ではモルモットが亡くなるタイミングを見抜くポイントや、突然亡くなる理由などについて詳しく解説します。

モルモットが死ぬときのサインは?亡くなる前兆や行動を把握しよう

モルモット

モルモットが亡くなる前には、以下の症状が見られることがあります。

  • 食欲廃絶(食欲が全くない)
  • 元気がなく全く動かない
  • 嘔吐に似た症状(吐くようなしぐさをする)
  • 失神(けいれんしたり泡を吹いたりする)
  • 口を開けて呼吸をする

今までよくご飯を食べていたのに、全く食べなくなったら要注意。ご飯を何も食べなくなるのは死期が近づいている兆しです。またモルモットがぐったりし始めたときも、早めに動物病院へ行きましょう。気付くのが早ければ治療を受けて元気になる可能性もあります。

特に口を開けて苦しそうに呼吸をし始めたら、亡くなる前兆と考えられます。モルモットが安心して過ごせる環境を作ってあげましょう。例えば布などで包んであげると落ち着くこともあります。

モルモットは群れで生活する動物なので、信頼している飼い主が側にいてくれるだけでも安心するはずです。ご飯を食べられず水も自分で飲めないなら、口元に持っていってあげてください。大切なモルモットと過ごす最後の時間は、飼い主にとっても貴重なひとときになるでしょう。

モルモットは突然死してしまうこともある!原因や対策を解説

モルモット

「モルモットは、ストレスに弱く急に亡くなってしまう」「昨日まで元気だったのに、急に苦しみ始めて亡くなった」。モルモットを飼育していると、このような声を聞いたことがあるかもしれません。

実際にモルモットは具合が悪いことを隠し、飼い主が気付かないように振る舞う習性があります。理由は肉食動物に襲われないよう、弱っていることを悟られまいとする本能が働くから。モルモットに限らず、うさぎなどの草食動物全般にこういった本能があります。

重篤な状態でもぎりぎりまで元気なふりをするので、飼い主にとっては急に亡くなったように感じられるかもしれません。

ではどのような原因で急に亡くなってしまうのか、具体的に見ていきましょう。

モルモットが突然死する原因1:胃に飲み込んだ毛がつまり、消化器が動かなくなる(=うっ滞)

毛づくろいしたときに飲み込んだ毛が胃の中でつまり、消化器が動かなくなるため急に亡くなってしまうことがあります。

モルモットは飲み込んだものを吐けないので、毛づくろいで飲み込んだ毛はどんどん胃にたまり毛玉のようになります(これを毛球症と言います)。

さらに毛玉が胃の幽門部(出口)につまってお腹にガスがたまると、食べ物を一切食べられず胃が動かなくなる「うっ滞」という病気に発展。この「うっ滞」の時間が長くなることが原因で、急に亡くなってしまうのです

毛球症は特に長毛のモルモットがかかりやすい病気です。日頃のブラッシングをしっかり行ってあげると予防につながるでしょう。

モルモットが突然死する原因2:歯のかみ合わせが悪く、様々な病気を引き起こす

歯のかみ合わせが悪いと、歯が伸び続けて歯肉炎・膿(うみ)による頬の腫大・うっ滞などの病気を引き起こすことがあります。これらが原因となり、急に亡くなってしまうこともあるでしょう。

なお歯が伸び続ける病気を不正咬合(ふせいこうごう)といいます。もしモルモットがあまりご飯を食べなくなったら、一番に疑いたい病気です。

モルモットは口の中をなかなか見せてくれません。普段の食事量のチェックをしっかり行い、定期的に動物病院で検診してもらいましょう。

モルモットが突然死する原因3:ストレスからくる神経性のショック

モルモットはストレスからくるショックで亡くなる可能性があります。モルモットは慣れやすい半面、怖がりで少しの変化に大きなストレスを感じやすい動物。

ストレスでご飯を一切食べなくなるだけでなく、神経を刺激されショックで亡くなることもまれにあります。大きな物音でびっくりさせたり、急激な環境の変化・長時間の移動などを行ったりするのは避けましょう。

モルモットが突然死する原因4:泌尿器の病気

モルモットは尿路結石という病気にかかりやすく、それが突然亡くなる原因につながることがあります。

尿路結石とは、膀胱や腎臓・尿管(腎臓と膀胱をつなぐ管)・尿道にできる石のことです。尿路結石にもいくつか種類がありますが、モルモットの尿路結石はカルシウムを多く含んでいるのが特徴。カルシウムの多いご飯を食べると、おしっこの中のカルシウム量も多くなります。尿の中でカルシウムが徐々に固まり、結石になるといわれています。

尿路結石の予防法はカルシウムをあまり摂取させないことと、水をよく飲ませること。カルシウムの摂取に制限をかければ、尿中のカルシウム量が減り予防につながります。また飲水量が増えると必然的におしっこの量も増えるため、カルシウムの濃度も低くなります。水を無理やり飲ませるのは難しいと思いますが、モルモットの飲みやすい水入れを探して与えるだけでも、飲水量を増やせるでしょう。

なおモルモットに与える干し草は、カルシウム成分が少ないチモシーを与えるのが効果的です。

モルモットが突然死する原因5:妊娠中毒

モルモットは妊娠中毒を起こしやすい動物といわれており、もし発症した場合早ければ数日で亡くなってしまいます。妊娠中毒とは呼吸困難や痙攣などを引き起こす病気のことで、妊娠後期にかかりやすいとされます。

もし発症すると血液検査で肝臓の数値の上昇や、電解質のバランス変化などが見られるでしょう。重篤になると呼吸が荒くなる・意識がなくなるなどの症状のほか、急に亡くなることもある怖い病気です。

原因は肥満や遺伝だとされていますが、正確にははっきり分かっていません。妊娠予定があるなら食事の管理を行い、肥満にさせないよう心がけましょう。また妊娠中は定期的にかかりつけ医に診てもらうようにすれば、病気を早めに発見できるかもしれません。もし飼っているモルモットが肥満の状態で妊娠したら、動物病院に相談してみてくださいね。

老衰したモルモットに出てくる体調不良や病気!何に注意すれば長生きさせてあげられる?

モルモット

高齢のモルモットは人と同じく、体調が崩れやすく病気にもかかりやすい傾向があります。具体的には以下のような体調変化や病気が見られます。

病気や体調の変化 症状や予防法
動きが鈍くなる 老化によって元気がなくなり、動きも鈍くなってきます。少しの段差でもケガをしやすいのがシニアの特徴です。

そのためケガをしないようスロープをつけてあげるなど、環境を整えてあげると良いでしょう。急に元気がなくなり動かなくなったら、病気の可能性もあるので病院で診てもらってください。

毛並みの悪化や皮膚炎 毛づくろいをしなくなるため毛並みが悪くなり、免疫が落ちることによって皮膚炎にかかりやすくなります。

ブラッシングをこまめに行い、ケージ内を清潔に保つようにすれば予防できるでしょう。

熱中症 体力がなくなり熱中症にかかりやすくなります。熱中症の場合は人間同様、脱水症状や意識障害・呼吸が荒くなるなどの症状が出ます。

エアコン等を使って室温を調節(17~24度が適温)して予防してください。

卵巣嚢胞(らんそうのうほう) 卵巣に液体がたまる病気で、食欲不振や元気がなくなるといった症状が出ます。何度も発情することで発症するともいわれます。

気付きにくい病気なので、心配であれば動物病院で検診を受けるのがおすすめ。

腫瘤(しゅりゅう) 身体にしこりができる病気です。皮膚にできる良性の毛包上皮腫だけでなく、乳腺にできる乳腺腫瘍なども多いでしょう。進行すると膿が破裂・歩きづらくなる・食欲がなくなるといった症状が出ます。

日々のスキンシップの際に、体にしこりがないかチェックしましょう。もし気になるしこりがあれば早めに動物病院へ。

普段のお世話の中でモルモットの様子に少しでも変化があれば、動物病院で見てもらいましょう。

以上のように体調が変化しやすく病気にもかかりやすい高齢のモルモットですが、できる限り長く一緒に過ごしたいですよね。ここからは長く元気に過ごしてもらうためのポイントを5つ紹介します。

モルモットと長く過ごすポイント1:食事量のチェック

元気なときの食事量を覚えておきましょう。元気であっても食事量が減ってきたら要注意。病気の可能性があるので、早めに動物病院で診てもらってくださいね。早期発見・早期治療につながります。

また食事量だけでなく、体重測定も定期的に行うのがおすすめです。たらいのなかにモルモットを入れてスケールで測れば、簡単に体重測定できるので試してみてくださいね。

モルモットと長く過ごすポイント2:わずかな変化に気を付ける

モルモットとのスキンシップを毎日行い、わずかな変化に気付けるようにしましょう。目ヤニが出ていないか・脱毛がないか・しこりはないか・お腹が膨らんでいないか・下痢ではないかなどをチェックします。

また歩き方の変化や排せつ物の量・色もチェックしましょう。少しの変化にすぐ気付けば、早期治療が可能です。

モルモットと長く過ごすポイント3:かかりつけ医を見つけておく

モルモットが若い頃に病気にかかったことがなく、かかりつけ医がいないこともあるでしょう。かかりつけ医がいない場合は今のうちに探しておきましょう。

以下のような方法で、モルモットに対応している動物病院を探してみてください。

  • 「住んでいる地域名 エキゾチックアニマル 動物病院」と検索する
  • 住んでいる地域名+モルモット+動物病院」で検索する

動物病院によっては経験や知識が少ないこともあるので、検索した病院のホームページにモルモットの治療歴などがあるかチェックしましょう。またGoogleマップなどでモルモットを実際に診てもらった人の口コミを確認するのもおすすめです。生の声を聞けば病院の雰囲気が分かり、モルモットを安心して任せられるかなども判断できるでしょう。

モルモットと長く過ごすポイント4:ストレスを与えない環境を作る

モルモットが快適に過ごせる環境を整えましょう。他の動物とは一緒にせず、大きな音などが出ない部屋を用意するのがおすすめです。

モルモットは高温多湿が苦手な動物です。室温は17~24度、湿度は40~70%がベスト。夏場などは熱中症になりやすいので、より室温に気を付けてあげましょう。

またモルモットは排せつ物を踏むと、足裏に皮膚炎ができやすくなります。毎日清潔な環境にしておけば病気にかかりにくく、モルモットのストレスも軽減されるでしょう。

モルモットと長く過ごすポイント5:健康に気を付けた食事を与える

モルモットの健康に配慮した食事を与えましょう。

干し草はアルファルファではなく、チモシーがおすすめです。アルファルファは結石の原因となるカルシウムの量が多いからです。

またモルモットはビタミンCが不足しやすいので、ビタミン量の多いブロッコリーやピーマンなども与えてあげてくださいね。

そもそもモルモットの寿命は何年?

モルモットとリンゴ

モルモットの寿命は4~8年といわれていますが、実際のところ個体差があります。2019年のデータ(家庭どうぶつ白書)では、モルモットは平均して3.2歳まで生きるというデータが出ています。

ただし前章でお話しした長く過ごすためのポイントを押さえておけば、10年以上一緒にいられる可能性もありますよ。

ささいな変化を見逃さず、健康な日々を過ごせるよう丁寧にお世話をしてあげてくださいね。

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