ペット火葬の服装は喪服?私服?持ち物や葬儀マナーもあわせて解説

ペット火葬の参列者 ペット火葬・葬儀
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ペット火葬の服装に決まりはある?私服OK?

特別な決まりはなく、原則として自由です。実際にペットの火葬・葬儀には平服(普段着)で参加する人が大多数ですよ。ただし他の人も参列する斎場では喪服や喪服に準じた服装を選ぶなど、TPOをわきまえた服装選びが重要だといえます。

ペット火葬・葬儀に必要な持ち物は何?

ペット火葬に持っていった方がよいものは、白や黒のハンカチ・ペットの写真・副葬品・数珠・現金などがあります。火葬のスタイルや斎場によっても持ち物は異なるため、事前に斎場スタッフに確認しておきましょう。

ペット火葬・葬儀にはどんな服装で参列する?

ペット火葬に平服で向かう人

ペット火葬や葬儀に参列するときの服装にこれといった決まりは存在しません。とはいえ葬儀の場であることや周囲の参列者がいる可能性もあることから、ある程度TPOをわきまえた服装を選ぶことが大切です。

一般的な傾向を見ると、ペット専門の霊園で火葬に参加した方の大多数が平服で参列しているようです。ただし平服とはいっても後述する「NGな服装」は避け、周囲に配慮のある装いを選ぶようにしましょう。

服装は「飼い主の思い」「火葬の種類(どのスタイル・どの場所で火葬するか)」を基準に選びましょう。基本的には以下の3種類のいずれかを選びます。

  1. 華美ではない平服
  2. 黒や白・ダークカラーを基調とした平服またはセミフォーマル
  3. 喪服

ペット火葬の服を選ぶときに何よりも大切なのは、飼い主のペットを思う気持ち。例えば「いつも通りの家族の姿を見て安心して旅立ってほしい」という思いが強ければ、平服で参加するのが適しています。

一方で「家族なのだから人の葬儀と同じようにしっかりと弔意を表してあげたい」と感じる飼い主もいると思います。そういった場合は喪服を選ぶのがよいでしょう。

ペット火葬の種類と適している服装<パターンは4種類>

ソファで横になる犬

火葬の種類と服装の選び方について、次の4パターンに分けて解説していきます。

  1. ペット霊園の斎場で火葬する場合
  2. 移動火葬車で火葬する場合
  3. 人の火葬場もある斎場・寺で火葬する場合
  4. 友人知人のペット葬儀に参列する場合

「ペット葬儀の服装は自由」とはいっても周囲の参列者への配慮は必要です。ペット火葬の種類とそれぞれの火葬スタイルにふさわしい服装を見ていきましょう。

①ペット霊園の斎場で火葬する場合:落ち着いた色合いの平服またはセミフォーマル

ペット霊園は、ペットの火葬・葬儀を専門的に行う民間施設です。

自分たちだけでなく他の参列者がいる可能性もあるので、周囲に不快感を抱かせない服装を選びましょう。具体的には黒・白・ネイビーのような地味な色合いの平服、または黒のワンピースや日常的に使用するスーツなどセミフォーマルな衣装が適しています。ただし僧侶を呼んで読経してもらう場合は、喪服が選ばれることも。

前述の通りペット火葬の服装には決まりがなく、大多数の方が平服(私服)で参列しています。

服装に不安がある場合は、斎場スタッフに事前に問い合わせてみるのもよいでしょう。

②移動火葬車で火葬する場合:平服が一般的

移動火葬車とは、車内に火葬の設備を積んだ専用車両のことを指します。移動火葬車は自宅を訪問してもらうか、飼い主が指定した場所に移動して火葬を行います。

移動火葬車で火葬を行う場合、家族と移動火葬車のスタッフのみで火葬を行うことになるため服装は平服であることが一般的。他の参列者のことを考えなくてよいので、他のどの火葬方法よりも服装に対する考え方が自由です。「悲しい雰囲気を出してペットを驚かせたくない」、そう思うならシャツにジーンズといった普段の生活時の服装でも構いません。

近隣にペットの火葬をしていることを知られたくない場合は特に、平服が適しているといえるでしょう。もちろん飼い主が望むのであれば、喪服やセミフォーマルの衣装で参列できます。

③人の火葬場もある斎場・寺で火葬する場合:喪服やセミフォーマル

人のお葬式も行える斎場や寺院などでペット火葬を行う場合は、喪服やセミフォーマル衣装を選ぶようにしましょう。周囲には人の葬儀に参列している方々もいるため、平服だと不謹慎な印象を与えかねません。周囲の目を気にして葬儀に集中できないようでは後悔が残ってしまうので、一般的な葬儀の場に適した服装で参列することが望ましいでしょう。

④友人知人のペット葬儀に参列する場合:黒を基調とした平服またはセミフォーマル

友人や知人のペット葬儀に参列する場合は、黒を基調とした平服セミフォーマル衣装がよいでしょう。

飼い主によって、ペットを送り出すときの考え方には違いがあります。だからこそ一般的な葬儀のルールにできる限り近づけるようにし、Tシャツ・ジーンズなどのラフすぎる服装は避けるのが無難。愛する家族の一員であるペットを失った友人・知人の悲しみに寄り添う気遣いが求められます。

不安に思う場合は、友人・知人に直接確認してみるのが確実です。知人の服装に合わせるのがベストでしょう。「雰囲気を合わせたいから教えてくれない?」と尋ねてみましょう。

これだけは避けたいNG服装!ペット火葬で不適切な服・装飾を押さえておこう

花の匂いを嗅ぐ猫

ペット火葬に参列するときの服装は自由とはいえ、天国に昇るペットのことやTPOを考えると避けるべき服装・装飾品もあります。

以下のポイントに当てはまる衣装・装飾品の着用は避けるようにしましょう。

  1. アニマルファー・革製の服装や装飾品
  2. 派手なアクセサリー
  3. 露出度の高い服装
  4. 香水や柔軟剤の強い香り

特に動物の殺生を連想させるアニマルファー・革製品はNGです。靴やアクセサリーなどを誤って身に着けていかないよう気をつけてください。

ペット火葬・葬儀の持ち物も確認しておこう

数珠

ペット火葬に参列する際に知っておきたい服装以外のマナーについても、あわせてチェックしておきましょう。

ペット火葬で必要なものは以下の通り。

  • ハンカチ(白や黒のもの)
  • 現金(クレジットカード決済ができない斎場の場合)
  • 骨つぼ(自分で用意する場合)

またあったほうがよいものや、場合によって必要になるものは以下の通りです。

  • ペットの写真
  • 副葬品
  • 数珠

ペットの写真は葬儀の際の遺影に使用する場合があります。またペットとのかけがえのない思い出をふりかえり、お見送りしてあげるためにも写真は有効。ペットの表情が分かる写真を持っていくことをおすすめします。

副葬品については、斎場のスタッフに詳細を確認してみましょう。特に「量」と「何を持ち込んでよいか」は事前に聞いておく必要があります。副葬品として選ばれることが多いものは、以下の通りです。

  • 生花
  • ペットの好きだったおやつ
  • ペットの写真

なお「ペットが気に入っていたおもちゃ」や「ペット服」「首輪」などは、基本的に副葬品にはできないため注意しましょう。プラスチック・金属などは燃えにくい素材が含まれているので、棺に入れることを禁止している斎場がほとんどです。

また必須ではないものの、移動火葬車で火葬を行う場合は折り畳めるチェアの持ち込みをおすすめします。火葬中は車内に座っていられないケースがほとんど。車内に座れる場合でも、すぐ隣でペットの火葬が行われている中1時間以上も待機するのは精神的につらいものです。火葬の終わりを外で待つ場合は、季節によっては防寒・暑さ対策のグッズなども必要になるでしょう。

ペット火葬で知っておきたいマナーとは?

骨つぼ

お焼香などの火葬マナーは、ペット火葬であっても人間の火葬と同様です。

ただしペット火葬は家族のみで行うことも多いでしょう。そのためマナーを知らないからといって「他人から非常識だと思われる」ことは少ないはずです。もし分からないことがあれば、当日火葬場にいるスタッフに聞けば教えてもらえますよ。

ペット火葬のマナーに関して、詳しく見ていきましょう。

宗派

ペット葬儀は基本的に無宗派です。そのため宗派に関する細かいマナーの違いなどは考える必要がありません。ペット火葬は比較的新しく生まれた火葬形式であり、伝統的な決まりが無いからです。

どうしても自分の宗派でお見送りをしたい場合は、宗派の葬儀に対応したペット斎場を選びましょう。寺院に併設されたペット斎場であれば、寺の宗派に合った葬儀が行われることが多いでしょう。

また数は少ないのですが、キリスト教の教会でもペットとのお別れ式ができるところもあります。キリスト教式にこだわりを持つ場合は、ペットとのお別れができる教会を探してみましょう。

お焼香

お焼香の回数は宗派によって異なりますが、無宗派のペット葬儀においては「1回」が一般的です。しかしマナーとして定められているわけではないため、ご自身の宗派の回数に合わせて行ってもよいでしょう。

宗派が決まった斎場であれば、宗派に合わせたお焼香の回数が必要です。斎場スタッフに詳細を確認してみましょう。

お骨上げ

個別立会火葬でペットとお別れする場合、飼い主ご家族が火葬やお骨上げに立ち会います。

お骨上げをする時のマナーとして、遺骨を箸で拾い家族で渡していく「箸渡し」を行います。初めての場合でも斎場スタッフがサポートしてくれるため心配はいりません。

お骨上げはペットとの最後のお別れになります。ゆっくりと丁寧に、思いを込めて骨つぼに入れていきましょう。

(友人知人のペット葬儀に参加する場合)香典

基本的にペット葬儀に香典は不要とされています。香典を渡すことでお返しの手間が増えてしまうため、現金を包む必要はありません。

どうしても何かを贈りたい場合は、副葬品やお供えものにできる「お花」や「ペットのおやつ」を選びます。また飼い主の悲しみに寄り添ったお悔やみの言葉をかけてあげてください。

 ペット火葬当日の流れとマナーチェックリスト

犬の白黒写真

最後にペット火葬の当日の流れと、当日までに確認しておくべきことのチェックリストを紹介します。マナーが気になる「葬儀」の場。万全の準備で臨めば、心置きなく大切なペットとの別れを惜しむことができますよ。

当日の動きをある程度イメージしておき、マナーの心配に煩わされることなく愛するペットの葬儀に集中できるようにしておきましょう。

ペット火葬の流れ

ペットが亡くなってからペット霊園で火葬を行い、返骨するまでの流れは以下の通りです。

  1. 自宅で遺体をお清めする
  2. お清めした遺体を、火葬当日まで安置する
  3. ペット火葬施設に連絡し、日程等の調整を行う
  4. ペット火葬施設に移動する、または遺体を回収してもらう
  5. ペット霊園で受付を行い、遺体の体重を測定する
  6. 葬儀に参列する
  7. 返骨された遺骨を供養する※供養方法は手元供養・散骨・お墓・納骨堂などから選ぶ

ペット火葬のマナーチェックリスト

当日までに確認しておくべきことと、当日持参するものなどをチェックリストにまとめました。余裕をもって準備を行うために活用してみてください。

<事前に確認すべきこと>

  • 火葬の日程と時間
  • 場所と自宅からの所要時間
  • 遺体の持ち込み方法
  • 斎場が定める服装の決まりはあるか
  • 副葬品の量や持ち込み可能なものは何か
  • 骨つぼを持参する必要があるか

<当日確認すべきこと>

  • 華美な服装、化粧、アクセサリーを着けていないか
  • アニマルファーや革製のものを身に着けていないか
  • 香水など香りの強いものを身に着けていないか
  • 露出度の高い服装をしていないか

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