うさぎが死ぬときの行動や前兆は?亡くなる前のサインを把握!看取りで後悔しないために

うさぎ うさぎの火葬・葬儀
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うさぎが死ぬときに見せる行動や前兆にはどんなものがある?

うさぎが亡くなるときは眠るように静かに息を引き取る場合もありますが、激しく暴れて苦しそうに鳴きながら亡くなることもあります。

うさぎは老衰するとどんな症状が出てくる?

老衰したうさぎに出やすい症状としては、動きが鈍くなって歩き回らなくなる・食欲低下や下痢・飼い主とコミュニケーションが取りづらくなるといった能力低下があります。うさぎは病気になっても体調不良を隠す習性があるため、亡くなる直前まで症状に気付かないことも珍しくありません。

うさぎが死ぬときのサインは?亡くなる前兆や行動!

うさぎ

うさぎが歳を重ねて衰えてくると、主に「筋力や関節」「消化器」「知覚」の3つに変化が起こります。これらをいち早く見抜くことができれば、亡くなるサインと捉えて準備できるかもしれません。

衰えによる変化①:筋力や関節

筋力や関節が衰えると、歩きづらくなったり毛づくろいができなくなったりといった症状が表れます。毛づくろいができないと毛並みが悪くなるので、見た目でも症状を見分けやすいでしょう。

衰えによる変化②:消化器

消化器などの内臓が衰えると、食事や排便に症状が表れます。普段よりごはんを食べなくなったり、ふんの量が少なかったりする(もしくは下痢が続く)ようなら、老化のサインかもしれません。

衰えによる変化③:知覚

知覚が衰えると眼や耳が鈍くなる・物にぶつかるといった症状が表れ、飼い主とのコミュニケーションが取りづらくなってきます。

うさぎが亡くなる直前の行動

亡くなり方はうさぎによって様々で、眠るように安らかに亡くなる場合も。しかし一方で激しく暴れて苦しそうに鳴きながら亡くなってしまうこともあります。後者の場合は見ている飼い主にとってもつらく、後悔の念が残りやすいかもしれません。

しかし亡くなる際の症状の違いは死因によって異なります。老衰で完全に力を失って亡くなるのか、心臓発作などで強い痛みを伴って亡くなるのかで変わると考えられます。

なるべく安らかに逝かせてあげたいというのが、飼い主共通の願いですよね。しかし病気によっては苦しんで亡くなる場合もあることを覚えておいてください。

うさぎの体調不良を見抜くのは難しい

うさぎ

うさぎが体調を崩していても、それを飼い主が見抜くことは困難です。なぜならうさぎは野生で生きていたときの名残で、病気になっても周囲に知られないよう平静を装う習性があるからです。

そのためうさぎの病気や体調不良に気付くことは難しいでしょう。飼い主が気付いたときにはすでに病気が進行しており、急に亡くなってしまうケースが多いのです。

病気によっては獣医師でも初期症状に気付かないこともあるため、日常からうさぎの様子を細かくチェックすることが大切です。

うさぎの体調不良や体の変化を見逃さないための注意点

うさぎのわずかな変化でもなるべく早く見つけられるように、注意するべきポイントを2つご紹介します。

ポイント①:日常からうさぎの様子を細かくチェックする

できれば毎日「うさぎの体重」「ふんと尿の状態」「飲水量」などをチェックして記録しましょう。記録しておくとうさぎの標準値を把握できるので、普段と様子が違うときにすぐ気付けます。

明らかに体重が減っていたりふんの量が少なかったりする場合は、病院を受診してください。

ポイント②:うさぎを専門的に診ている病院に定期的に通う

動物病院は犬と猫を専門に診ている病院がほとんどなので、うさぎを専門的に診ている病院を探して定期的に通いましょう。

うさぎ特有の病気も多く、普段からうさぎを診ている病院でないと診察や治療が難しい場合もあるからです。定期的に通うことで、病気の早期発見につながりやすくなるでしょう。

また定期的に通ってうさぎを病院に慣れさせることも大切。うさぎにとって病院が恐い場所になってしまうと、治療がスムーズに行えないこともあります。

老衰したうさぎに出てくる体調不良や病気!何に注意すれば良い?

体重計

老衰したうさぎは病気にかかるリスクが高くなり、以下の症状が出ることがあります。該当していないかチェックしてみてください。

  • 食欲がなく、ふんの量も少ない
  • 下痢をする
  • よだれの量が多い
  • 歯ぎしりをする
  • 頻繁にくしゃみをする
  • 首が傾いたり倒れたりする
  • 目やにが多い
  • 足を引きずっている

このような症状が見られたら病気にかかっている可能性があるので、早めに診察を受けましょう。

老衰したうさぎがかかりやすい病気を解説

老衰したうさぎがかかりやすい病気は、以下の通りです。

病気名 詳細
子宮疾患

(しきゅうしっかん)

老衰したメスのうさぎは、子宮に関わる病気で亡くなってしまうことが多い。

具体的には子宮腺癌(しきゅうせんがん)、子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)、子宮内膜過形成(しきゅうないまくかけいせい)といった病気にかかりやすい。

症状は悪化するまで気付きにくいが、陰部から出血を繰り返すことがある(血尿など)。若いうちに避妊手術をすることで予防できる

鬱滞

(うったい)

内臓の動きが悪くなり、胃から腸へ食べ物が流れなくなってしまう病気。食欲がなくなったり、便が少なくなったりといった症状が出る。

原因はストレスや不適切な食事など、様々なものがある。鬱滞が原因で亡くなってしまううさぎは多いので、症状が見られたら早めに受診する。

スナッフル 呼吸器の感染症で、くしゃみや鼻水が出る病気。ドロドロした白い鼻水が出るので鼻や拭き取った前足が汚れる。

ストレスがきっかけで感染すると考えられている。若いうさぎでもスナッフルになることが多く、悪化すると肺炎や呼吸困難で亡くなってしまうこともある。

エンセファリトゾーン 寄生虫の感染によって起こる脳炎。平衡感覚がおかしくなってしまい、首が傾いたり悪化するとひっくり返ってしまったりといった症状が出る。眼への感染で白内障を引き起こすケースもある。

日本では胎盤感染により最初から感染しているうさぎが多く通常なら問題はないが、ストレスや免疫力の低下がきっかけで発症すると考えられている。

不正咬合

(ふせいこうごう)

歯の噛み合わせがずれて、歯が頬や舌に突き刺さってしまう病気。一度かかると完治が難しく、生涯にわたって治療が必要。

悪化するとごはんが食べられなくなったり、歯の付け根が細菌感染して膿(うみ)がたまったりすることもある。

骨折 うさぎの骨は薄いので骨折しやすい。ケージの網に引っかかったり、高いところから飛び降りたりすると骨折する場合がある。

歩き方がおかしい・動かない・尿やふんができなくなるといった症状が出たら、足や腰が骨折している可能性がある。

ソアホック うさぎのかかとにできる皮膚炎。「足底皮膚炎」や「飛節びらん」と呼ばれることも。

ソアホックになると痛みが原因で歩かなくなる・足を引きずる・痛みで食欲がなくなるといった症状が出やすい。

うさぎには肉球がないため、床材の目の粗く足裏に負担がかかったり、爪が長くかかとに体重がかかったりすると起こりやすい。

犬や猫には見られないような、うさぎ特有の病気もあります。うさぎを飼う際は上記の病気を把握しておき、症状が見られたらすぐに対応できるようにしましょう。

うさぎが病気にならないための予防法

病気の種類によってはかかってしまうと完治が難しかったり、苦しい思いをしながら亡くなってしまったりすることも。うさぎにつらい思いをさせないためにも、病気にならないよう予防をすることが大切です。

飼い主にできる病気の予防法を3つご紹介します。

予防法①:去勢手術をする

子供を作る予定がないのであれば、去勢手術をすることで将来病気になるリスクを大きく下げられます。特にメスのうさぎは年齢を重ねると子宮疾患になりやすいため、若いうちに去勢手術を行うのがおすすめですよ。

ただし去勢手術をすると太りやすくなるので、食事管理や運動に気を付ける必要があります。

予防法②:ごはんを牧草中心にする

ペレット中心のご飯を与えていると不正咬合になりやすいでしょう。うさぎの歯は生涯伸び続ける「常生歯(じょうせいし)」なので、歯が伸びすぎると頬や舌に刺さってしまいます。

通常は食事をしていると歯がすり減るため、適切な長さが保たれるでしょう。しかし繊維の多い牧草の方がすり減りやすいので、ペレットばかり食べていると不正咬合になるリスクが高まるのです。不正咬合は完治の難しい病気で、一度かかってしまうと定期的に病院へ通い治療をしなければいけません。病院で伸びすぎた歯を切ったり、損傷した口内を治療したりすることで食欲低下やストレスを緩和させられます。

またドライフルーツなどのおやつも、与えすぎるとうさぎの身体には良くありません。糖分が多い食事を与えると、うさぎのお腹でガスが発生したり下痢をしたりすることがあります。



予防法③:適度な運動をさせる

うさぎはケージの中で飼うことが多いのですが、ケージの中で過ごす時間が長すぎると運動不足で肥満になりやすくなります。肥満は様々な病気の原因になるため、適度にケージから出して運動をさせてあげましょう。

また狭いケージの中で長時間動いていないと、ソアホックにかかりやすくなります。ソアホックは床ずれのような病気なので、うさぎが歩き回れる環境を整えてあげることで予防できます。

「うさぎは寂しいと死んでしまう」は本当?

窓際のうさぎ

「うさぎは一人ぼっちにさせると、寂しくて死んでしまうから留守番はさせられない」といった噂をよく耳にします。しかし寂しいだけで本当に亡くなってしまうのか疑問に思う人も多いでしょう。

うさぎが寂しいだけで亡くなってしまう、という話の科学的な根拠はありません。そもそもウサギは縄張り意識が強い生き物なので、単独行動をすることもよくあります。

ただし前述の通り、ストレスによって病気になってしまうことはあります。「放っておいた結果ストレスで病気になり、間接的に寿命を縮める原因になる」という可能性はあるかもしれません。

なぜ「うさぎは寂しいと死んでしまう」という誤解が広まったの?

「うさぎは寂しいと死んでしまう」という誤解が広まった原因はハッキリとは分かりません。

しかしうさぎがかかりやすい病気には、ストレスが原因で発症するものが多く存在します。うさぎはデリケートな動物なので「寂しい=強いストレスで病気になる」といったイメージが強く「寂しいと死んでしまう」といった誤解につながったとも考えられます。

そもそもうさぎの寿命は何年?

砂時計

うさぎの寿命は種類によって異なりますが、一般的な種の場合平均で8年です。

かつてはうさぎの寿命は5~6年といわれていましたが、食べものの改善や医療の進歩によって寿命は伸びてきています。

種類ごとの寿命の目安は以下の通り。

種類 寿命
ネザーランドドワーフ 5~7年
ライオンラビット 5~10年
アメリカンファジーロップ 6~8年
ドワーフホト 7~8年
ホーランドロップ 7~10年
ミニウサギ 10~12年

うさぎの1歳は、人間で例えると20歳くらいに相当します。2歳以降は1年ごとに7歳ずつ歳をとるので、生後7年ほどで高齢期に入ります。

関連記事:うさぎの平均寿命は?長い/短い種類!長生きは難しいのか・飼育はありかを解説

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