ペット火葬(葬儀)の費用相場!料金体系や、サイズ/火葬方法別の費用例!

川辺に座るペットと飼い主 ペット火葬・葬儀
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ペット火葬の費用相場はどれくらい?

小型犬・猫などを合同火葬のプランで火葬する場合、20,000円程度が相場となります。しかし読経付きの葬儀を行ったり、個別の火葬を選んだりすると料金は倍以上になることもあります。

ペット火葬の費用はどのように決まる?

主に3つの要素「火葬方法」「ペットの体重」「特別なセレモニー(葬儀)の有無」によって決まります。このうちペットの体重は変えようが無い部分なので、火葬方法やセレモニーをどうするかで費用を調節しましょう。

ペット火葬の料金体系(プラン)を把握しよう!費用を決めるのは3つの要素

手を合わせる葬儀業者

ペット火葬は、主にペット霊園やペットの移動火葬車といった「ペット火葬(葬儀)専門業者」によって行われます。そしてこれらの業者の料金体系(プラン)は以下の3つから決まることが多いでしょう。

  1. 火葬方法
  2. ペットの体重
  3. セレモニー(葬儀)の有無

同じ体重のペットであっても、安い方法と高い方法で比較すると価格差はおよそ2倍から3倍ほどになることもあります。

まずは3つの要素の内容を知り、自分のペットはどんな火葬方法にするかを決めるのが最初のステップです。次から解説する3つの要素を確認し、家族で「どんな火葬方法がいいか、セレモニーは必要か」を話し合ってみましょう。特に火葬方法をどうするかは火葬後の供養の仕方にも影響するため慎重に判断してくださいね。

①火葬方法(個別火葬や合同火葬などの種類)によって火葬費用が変わる

ペットの火葬方法には次の4種類があります。それぞれの特徴と料金相場を見てみましょう。

火葬方法 火葬設備 料金 内容
①合同火葬 ペット霊園の斎場 安い ・複数のペットを合同で火葬する

・ペット霊園の斎場で火葬を行う

・立ち会いはできないケースが多い

・遺骨は返還されない

・火葬後は合同で供養される

②個別一任火葬 ペット霊園の斎場 比較的安い ・自分のペットのみを火葬する

・ペット霊園の斎場で火葬を行う

・立ち会いはできず、火葬後の遺骨は斎場スタッフが拾い骨つぼに移す

・遺骨を返還してもらえる

・供養方法を選べる

③個別立会火葬 ペット霊園の斎場 比較的高い ・自分のペットのみを火葬する方法

・ペット霊園の斎場で火葬を行う

・立ち会いができる

・火葬後は飼い主がお骨上げを行える

・遺骨を返還してもらえる

・供養方法を選べる

④訪問火葬 移動火葬車 比較的高い ・移動火葬車を呼び、自宅に来てもらって火葬する方法(基本的には個別火葬になる)

・立ち会いができる

・火葬後は飼い主がお骨上げを行える

・大型犬だと移動火葬車では火葬できない場合が多い

※業者やプランによって内容が異なるケースがあるので、詳細は必ず確認するようにしてください。料金は後述の「セレモニー」「ペットの体重」の2つをかけ合わせて決まります。

現状では①の合同火葬よりも、②~④の個別火葬を行いたいと考える方が多いようです。

また火葬方法を選ぶときに一番注目したいのが「立ち会いができるか(お骨上げが自分でできるか)」「遺骨を手元に返してもらえるか」の2点。

合同火葬は安価ですが立ち会いができないケースが多く、また複数体のペットが同時に火葬されるため遺骨が手元に返還されることはほとんどありません。遺骨が戻らないので、供養方法も「共同墓地などでの合同供養」のみに限られます。火葬費用はもちろんのこと、遺骨をどうしたいかも考えて火葬方法を選ぶようにしましょう。

最も手厚い葬儀は「③個別立会火葬」か「④訪問火葬」です。業者のプラン内容によっても異なる可能性があるので、よく確認しておきましょう。

②ペットの体重によって火葬費用が変わる

ペット火葬の料金は、ペットの重さ(大きさ)が大きいほど高額になります。合同火葬する場合を例に、ペットの重さによる料金相場の違いを確認してみましょう。

ペットの種類 体重の目安 個別立ち会い火葬の料金相場
小動物(ハムスター、フェレット、セキセイインコなど) 2kg以下 15,000~18,000円
・小型犬①(チワワ、ポメラニアン、トイプードルなど)

・猫

・うさぎ

5kg以下 20,000~30,000円
小型犬②(ミニチュアダックスフンド、シーズー、柴犬など) 5kg~10kg 25,000~35,000円
中型犬(ボーダーコリー、ビーグルなど) 10kg~20kg 32,000~40,000円
大型犬(レトリバー、ハスキーなど) 20kg~40kg 45,000~60,000円
超大型犬(セントバーナード、バーニーズマウンテンドッグなど) 40kg以上 50,000~70,000円

※業者によって異なります。個別一任火葬・合同火葬の場合はもう少し安くなることが多いです。

なお20kgを超える大型犬の場合は、個別火葬しか選べない施設もあるので注意が必要です。また移動火葬車だと大型犬の火葬自体が行えないこともあるため、移送手段の確保や受け入れてくれる火葬先選びを早めに始めることをおすすめします。

③セレモニー(葬儀)の有無によって火葬費用が変わる

セレモニーとは、火葬前のお別れ会(葬儀)のことです。個別火葬であれば通常のプランでも、火葬の直前にお花を添えたり焼香を行ったりすることができます。簡単なお別れ会も行えるでしょう。

しかしプランによってはセレモニーの内容が豪華になり、火葬とは別に10,000~50,000円ほど費用がかかることがあります。

セレモニーでは以下のようなことが行える場合があります。

  • 僧による読経
  • お供え物や生花で飾り付けた祭壇での大規模なお別れ会
  • 遺影やモニュメントなどのメモリアルグッズの贈呈
  • 火葬後の法要
  • スライドショーセレモニー

これらの火葬は僧による読経や法要があるため、人と同じように手厚く供養してあげたい場合に選ばれます。

ただしどのようなセレモニーが用意されているかは業者によって異なります。また全ての業者が上記のようなセレモニー付きプランを用意しているとは限りません。ホームページにセレモニー内容の詳細が記載されていないこともあるので、ペット葬儀業者への相談は必須です。担当者に自分の行いたい葬儀のイメージをはっきりと伝えるようにしてくださいね。

ペット火葬の費用相場!3つの例を元にどれくらいかかるかを把握しよう

目をつむる猫

前述の通りペット火葬の費用は状況によって大きく異なるので、ここでは3つの例を出して相場を紹介します。

例①:小型犬・猫の一般的な火葬プラン

例②:大型犬(30kg程度)の一般的な火葬プラン

例③:小型犬・猫のセレモニーありプラン

※小型犬はトイプードルほどの大きさを、大型犬はレトリーバー系の大きさを想定しています。

自分が行いたい火葬に近いパターンを参考にし、料金相場をチェックしてみましょう。

例①:小型犬・猫の一般的な火葬プランの費用相場

ペットのサイズ 小型犬や猫くらいのサイズ
特別なセレモニー なし

この条件の火葬費用は以下のようになります。

  1. 合同火葬プラン:15,000~20,000円
  2. 個別一任火葬プラン:18,000~25,000円
  3. 個別立会火葬プラン:20,000~30,000円
  4. 訪問火葬(個別)プラン:17,000~26,000円

火葬後の遺骨をどうしたいかで料金プランを選ぶことをおすすめします。遺骨を手元に置きたい場合や個別に火葬・供養したい場合は、2~4がいいでしょう。

例②:大型犬(30kg程度)の一般的な火葬プランの費用相場

ペットのサイズ 大型犬(30kg程度)の火葬プラン

※レトリバー系の犬を想定

特別なセレモニー なし

この条件の火葬費用は以下のようになります。

  1. 合同火葬プラン:40,000円前後
  2. 個別一任火葬プラン:40,000~50,000円
  3. 個別立会火葬プラン:45,000~70,000円

大型犬の場合、そもそもの火葬料金が高額になります。霊園によっては大型犬の合同火葬を不可としている場合もあるので、事前にプラン内容の確認が必要です。

また大型犬の場合は訪問火葬が利用できないため、遺体をペット霊園に持ち込まなければいけません。自家用車がない場合は霊園に移送を依頼する必要があり、3,000円ほどの追加費用が発生します。

例③:小型犬・猫のセレモニーありプランの費用相場

火葬方法 個別立会
ペットのサイズ 小型犬や猫くらいのサイズ
セレモニー あり

この条件の火葬費用は以下のようになります。

  1. 僧の読経ありセレモニープラン:50,000円程度
  2. 僧の読経と法要+着座できる祭壇付きセレモニープラン:100,000円前後

ただし業者やプランに含まれる内容によって大きく異なることがあるので、事前に確認しておきましょう。

なおセレモニーを行うプランの場合、火葬方法は個別火葬になることがほとんどです。

ペットの火葬費用をなるべく安くする方法とは

カゴの中で眠る犬

ペットの火葬費用を安くするには、安い火葬料金プランを選ぶことが基本。しかしそれ以外にも、次の3点を意識すれば料金を抑えることができます。

  1. 追加料金の発生を避ける
  2. ペット葬儀業者は複数社見積もりする
  3. 自治体に火葬を依頼する

それではポイントの内容を確認していきましょう。

安くするコツ①:追加料金の発生を避ける

ペット火葬料金は以下の条件の場合、追加料金が発生することもあります。

  • 早朝や深夜に火葬を依頼する
  • 遠距離から訪問火葬に来てもらう
  • 遺体の移送を霊園に依頼する

追加料金はプラス数千円ほどですが、いくつかの追加料金が重なると予想外の出費になってしまうことも。ペット葬儀業者から見積もりを取得する際には、追加料金の発生条件についても確認しておきましょう。

安くするコツ②:ペット葬儀業者は複数社見積もりする

ペット葬儀の悪徳業者に捕まってしまうと、高額請求をされてしまい想定外の出費になってしまう可能性もあります。

せっかくのお別れを嫌な思い出にしないためにも、納得のいく選択をしたいものですね。必ず複数業者を比較し、見積もりの安さだけでなく対応の誠実さや料金体系の分かりやすさなども考慮して決めましょう。

安くするコツ③:自治体に火葬を依頼する

自治体によるペット火葬金額の相場は、3,000~30,000円ほど。民間のペット葬儀業者と比較すると、非常に安い金額で火葬を依頼できます。ただし安いからと安易に依頼すると後悔が残る可能性もあるため、慎重に決めましょう。

というのも自治体が行う「火葬」は焼却処分を指すことがほとんどなのです。個別火葬は行っていないケースが多く、遺体は廃棄物同然の扱いを受ける可能性も覚悟しなくてはなりません。

かけがえのない時間を共に過ごしたペットですから、心を込めたお見送りをしてあげたいですよね。お別れの方法をどうするかは、ペットとの思い出を振り返りながらじっくりと決めてください。

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